2016年12月19日
病院や施設においては不眠の場合は比較的気軽に睡眠薬を出しがちということのようだ。
神奈川県の知的障害者施設、津久井やまゆり園。
ここで、前代未聞の大量殺人事件が起きたのだが、その原因の一つは入院患者への睡眠薬の常用ではないだろうか。
Yahooのニュースで睡眠薬と病院について少し調べてみると、以下のような記事があった。
どうも一般人と病院の考え方というものにはかなり差があるようだ。
以下にそれぞれの記事から引用をしているところだが、入院施設において、夜不眠で騒がれると困るので、じゃあ、睡眠薬を出しましょう、と気軽に睡眠薬は処方されるということ。
一般に、今の睡眠薬には中毒性がないと言われているため、処方する医師からしてもあまり躊躇する必要がないのだろう。
しかし、ふつうの感覚からいえば、眠らない患者、面倒だから睡眠薬を皆に飲ませて眠らせる。
このことでトラブルも少なくなり、介護や看護をする側はゆっくり眠れる、夜間は少人数で入院施設を運営できるということが行われていると聞くと、仮にそれが自分の親や自分自身の将来の姿だとすると、決していい感じはしないだろう。
そして、まさに神奈川県が運営委託をだしている、津久井やまゆり園が、このような睡眠薬の常用により、「効率的」に運営されており、そこに非人間性を感じる人が安楽死的なものを実行した、とするとどうだろう。
やまゆり園の大量殺人のイメージが変わるのではないだろうか。
Yahooより。
「治療をしない医療」を医療と呼んでいいのか
東洋経済オンライン 12/16(金) 9:00配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161216-00149331-toyo-soci&p=4
記事にあるように、
私が勤務している病院でも、眠れなくて辛いと訴える患者さんは多いのですが、一人ひとりの患者さんの状態に応じて「この方には、睡眠薬じゃなくて、まずは環境調整でいきましょう」など、精神科の先生には、いろいろと判断してサポートしてもらっています・・・
不眠の場合、精神科医は比較的、気軽に薬を出しがち・・・
同じく、Yahooより。
「このまま楽にしてあげたい……」犯罪とは無縁だった普通の人たちが介護殺人を犯すまで
デイリー新潮 11/24(木) 6:59配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00514897-shincho-soci
皮肉にも、介護している親を死に追いやるのは大量の睡眠薬だったりする。
しかし、Yahoo知恵袋には、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10111488385
どうして知的障害の方は 寝ないんでしょうか 親御さんはアルコールと睡眠薬中毒にたくさんなってます・・・
これに対して答えのなかには、親御さんの中毒を肯定していたり、また、以下にあるように、
寝ない場合も寝ましょうというシグナルがいっていないのではないのでしょうか?
預ける施設もあるので、そちらを探してみてはいかがでしょうか?・・・
という答えもある。
総合すると、知的障害者には夜眠らない人がいる。
これに付き合うと、付き合った方が疲弊してしまう。
プロである病院や施設は職員の疲弊を防ぐために睡眠薬を患者に飲ませる。
ということがある意味、施設としては常識なのではないだろうかと思うのだ。
知的障害者施設の具体の運営などは知らない方が幸せということかもしれない。
特に重度の知的障害者が多く入院していたのが神奈川県のやまゆり園であり深い闇を感じる。
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ここで、前代未聞の大量殺人事件が起きたのだが、その原因の一つは入院患者への睡眠薬の常用ではないだろうか。
Yahooのニュースで睡眠薬と病院について少し調べてみると、以下のような記事があった。
どうも一般人と病院の考え方というものにはかなり差があるようだ。
以下にそれぞれの記事から引用をしているところだが、入院施設において、夜不眠で騒がれると困るので、じゃあ、睡眠薬を出しましょう、と気軽に睡眠薬は処方されるということ。
一般に、今の睡眠薬には中毒性がないと言われているため、処方する医師からしてもあまり躊躇する必要がないのだろう。
しかし、ふつうの感覚からいえば、眠らない患者、面倒だから睡眠薬を皆に飲ませて眠らせる。
このことでトラブルも少なくなり、介護や看護をする側はゆっくり眠れる、夜間は少人数で入院施設を運営できるということが行われていると聞くと、仮にそれが自分の親や自分自身の将来の姿だとすると、決していい感じはしないだろう。
そして、まさに神奈川県が運営委託をだしている、津久井やまゆり園が、このような睡眠薬の常用により、「効率的」に運営されており、そこに非人間性を感じる人が安楽死的なものを実行した、とするとどうだろう。
やまゆり園の大量殺人のイメージが変わるのではないだろうか。
Yahooより。
「治療をしない医療」を医療と呼んでいいのか
東洋経済オンライン 12/16(金) 9:00配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161216-00149331-toyo-soci&p=4
記事にあるように、
私が勤務している病院でも、眠れなくて辛いと訴える患者さんは多いのですが、一人ひとりの患者さんの状態に応じて「この方には、睡眠薬じゃなくて、まずは環境調整でいきましょう」など、精神科の先生には、いろいろと判断してサポートしてもらっています・・・
不眠の場合、精神科医は比較的、気軽に薬を出しがち・・・
同じく、Yahooより。
「このまま楽にしてあげたい……」犯罪とは無縁だった普通の人たちが介護殺人を犯すまで
デイリー新潮 11/24(木) 6:59配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00514897-shincho-soci
皮肉にも、介護している親を死に追いやるのは大量の睡眠薬だったりする。
価格:842円 |
しかし、Yahoo知恵袋には、
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10111488385
どうして知的障害の方は 寝ないんでしょうか 親御さんはアルコールと睡眠薬中毒にたくさんなってます・・・
これに対して答えのなかには、親御さんの中毒を肯定していたり、また、以下にあるように、
寝ない場合も寝ましょうというシグナルがいっていないのではないのでしょうか?
預ける施設もあるので、そちらを探してみてはいかがでしょうか?・・・
という答えもある。
総合すると、知的障害者には夜眠らない人がいる。
これに付き合うと、付き合った方が疲弊してしまう。
プロである病院や施設は職員の疲弊を防ぐために睡眠薬を患者に飲ませる。
ということがある意味、施設としては常識なのではないだろうかと思うのだ。
知的障害者施設の具体の運営などは知らない方が幸せということかもしれない。
特に重度の知的障害者が多く入院していたのが神奈川県のやまゆり園であり深い闇を感じる。
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