放射能の問題もさることながら、東日本大震災の余震のため起こる津波のリスクも含めて、まだ子供たちに十分安全だというわけにはいかない。
現に、福島出身の人も完全に安心して戻れているわけでもないし、政府は福島県に中間処理施設を作ろうとしているのだ。
yahooより。
室井佑月「なぜ子どもをわざわざ福島へ連れていかなきゃいけないの?」〈週刊朝日〉
dot. 7月11日(金)16時18分配信
原発事故の影響や集団的自衛権など国内でも、多くの問題を抱える日本。作家の室井佑月氏は「今の大人たちのやるべきこと」ができていないと憤慨する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140711-00000011-sasahi-soci テレビを観ていて仰(の)け反(ぞ)ってしまったよ。あたしが観たのはテレ朝のニュース。ニュースではこういっていた。
「原発事故による風評被害の払拭に向け、政府は、修学旅行先として福島のモデルコースを設定し、全国の学校に提案することなどの強化策をまとめました」
起きたまま夢を見てしまったかと思った。だが、違った。その後、6月24日付の毎日新聞の朝刊に、「復興庁 風評対策で強化指針 『美味しんぼ』問題受け」というおなじ内容の記事が載っていたもん。
福島県では子どもたちに甲状腺の検査を受けさせ、2次検査で穿刺(せんし)吸引細胞診を受けた子どものうち90人が悪性または悪性疑いとなり、51人が摘出手術を実施し、50人が甲状腺がん確定となったという。
このことについて福島県は、過剰診断じゃないかといっているが、「被曝影響の解明の仕方については今後、検討する」ともいっている。
つまり、放射能の影響かどうかまだわからないといっている。
あたしはなぜ、全国の子どもたちをわざわざ福島へ連れていかなきゃいけないのか理解できない。
逆じゃないの? 福島の子どもたちを、被曝の影響があるかどうかまだわからない場所から、一時でも避難させたほうがいいのでは……そういう考えになぜならない?
事故当時よりはずいぶんマシになったとはいえ、まだ汚染水は漏れているし、まだ放射性物質も漏れている。そして、一歩間違えばさらなる大事故につながるといわれている燃料取り出し作業をしている最中だ。
政府は福島へいって(住んで)「大丈夫」という人間が増えれば、それが真実だっていいたいのか。
だとすれば、健康被害を受けたといっている少人数の人間は、嘘をついていることになるのか。大丈夫じゃなかった人には、大丈夫じゃなかったということが真実だろう。
政府の意見が正しいことの証明に、子どもを使うのはやめてくれないかな。大丈夫であることの証明に、子どもを使うって野蛮すぎる。
大丈夫じゃなかった人たちはなぜそうなったのか……そこの部分の追及・解明に命をかけることこそ、今の大人のやるべきことだとあたしは思う。・・・
―でもこういうことを進めている人の一人に、霞が関女子の河村のり子氏もいるのだから女性は分からない。
料理をやめて子と触れ合う 官僚ワーママの子育て〈AERA〉
dot. 6月26日(木)7時10分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140626-00000000-sasahi-soci
・・・これタイトルが違うと思う。家政婦に料理を作らせて仕事に集中する子育てママの官僚仕事でしょう。
仕事をできるだけ止めないで子育てをする方法としての家政婦に料理を作らせる、という選択だと思う。厚生労働省の子供をもつ母親として、こうした室月氏の発言に対してどう応じるのか?
厚生官僚女子として、発言してもいいのではなかろうか?専門だし。
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