単なる陽性者数ではなく、死者数なのだから、その数字の意味は重い。
重症化はしないからうつしてもいいのか?
ワクチンは感染拡大防止のためには有効性は低く、重症化防止のためのもの。
変異によりうつりやすくなっている新型コロナウイルス。
第8波で何もしないで全国旅行支援などしていて良いのだろうか?
Yahoo!より、
コロナ収束見えず最大の「第8波」 国内初確認3年
1/15(日) 7:24配信
産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0ebfbeed2cbb49a63906b03de0bf1eb26c87595
記事より、
国内初確認から15日で3年となった新型コロナウイルスは、なお収束が見通せない。ワクチン接種の進展などで致死率や重症化率は低下しているが、第8波の今冬は死者数が過去最多の更新を続けている。把握しきれない多くの「隠れ感染者」が存在し、感染規模も最大の波となっている恐れがある。専門家の間では、今後もワクチンの定期的な接種が欠かせないとの見方が強い。
厚生労働省のまとめでは、昨年1月15日時点で国内の累計死者数は1万8422人。2月11日に2万人を超えた後は約3カ月に1万人のペースで増え、12月2日に5万人を突破した。
同20日以降は1日200人以上報告される日が続き、1カ月余りでさらに1万人増加、今月9日に6万158人に達した。当初のように肺炎が原因ではなく、持病の悪化などで衰弱死する高齢者が目立つ。
新規感染者数は昨夏の第7波のピークを下回っているのに、記録的な死者数となっているのはなぜか。
順天堂大大学院の堀賢(さとし)教授(感染制御科学)は、重症化リスクの低いとされる若者を中心に医療機関の受診率が下がったことが要因の一つと指摘する。「発熱やせきなどの軽い症状があっても受診しない人が増えている。報告されている数より、実際の感染者数はもっと多い」との見方だ。
東京都内の直近7日間平均の新規感染者は1万5000人前後だが、堀氏が死者数を基に試算したところ、約1・7倍の2万5000人程度になった。全国的にも、すでに第7波のピークを超えて過去最大の感染者数になっているとみられ、「これが死者数増加のからくりだろう」と説明する。
政府は医療機関の負担軽減のため、低リスクの人は検査キットで自主検査し、陽性の場合は自分で登録するよう運用を変えており、これも実態把握の妨げになっている可能性がある。
一方、ワクチン接種の進展などに伴い、致死率や重症化率は低下している。
厚労省が令和3年夏の第5波から第7波までの間、茨城、石川、広島の各県で継続調査した結果、80歳以上で7・92%だった致死率は1・69%に、重症化率は10・21%から1・86%に改善。79〜60歳と60歳未満も含め、いずれもインフルエンザに近い水準となった。
第8波の感染拡大要因について、厚労省や専門家は免疫をすり抜けて感染する「免疫逃避能」の性質を挙げる。現在主流であるオミクロン株「BA・5」は、この特徴を有し、置き換わりが進んでいる派生型の「XBB」「BQ・1」などは、より強いとされる。
ワクチン接種で得た免疫が時間経過で低減することも影響しているとみられる。東京医科大の濱田篤郎特任教授(渡航医学)は「ワクチン接種の重要性が高まっている。重症化を防ぐ効果は保たれており、接種に意味がないと考えるのは誤った認識だ」と訴える。
行動制限がなく、水際対策も緩和された状況で、コロナとの闘いは4年目に入る。濱田氏は「高齢者で持病などがあると、重症化や死亡のリスクはまだ高い。必要な人に必要な治療を施すためにも、国民には基本的な感染対策の徹底を改めて求めたい」としている。
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