SNSの普及で暴動が起こるようになった中国。
さまざまな不満が表に出るようになった。
ここまで混乱が生じてしまった以上は、アップルも責任があると言わざるを得ないだろう。
中国でiPhoneを製造することがAppleにとって大きなリスクになっている。
だが、容易に中国から引き上げられないという現実もあるのだろう。
Yahoo!より、
焦点:鴻海iPhone工場混乱の舞台裏、不信と誤解とゼロコロナ
11/30(水) 13:01配信
ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cb6c1dfcd069bf13616744bffd4e188699f11b
記事より、
[上海/台北 29日 ロイター] - 中国のホウさん(24)は先月、村の幹部らから河南省鄭州市にある台湾・鴻海精密工業の「iPhone(アイフォーン)」工場で少なくとも通常の2倍の給与で働かないかと持ちかけられた時、危ない話だとは気付いていた。
その前の数週間、工場からは数万人の従業員が逃げ出し、新型コロナウイルス感染防止のための工場封鎖と補給金を巡る混乱に抗議して暴動が起こっていたからだ。だがホウさんはその話に乗った。
鴻海精密工業はアップルのiPhoneの最大メーカーで、世界生産の70%を占めている。
今回の危機により、鄭州工場の11月の生産は少なくとも30%落ち込む恐れがあると、鴻海筋は24日、ロイターに語った。
工場は中国の厳しい「ゼロコロナ」政策に苦しみ、重要な年末需要にも直面し、人員採用のために補給金と高い給与を提示していた。
ホウさんの場合、4カ月弱の労働に対して最大3万元(約58万円)を提示された。鴻海の従業員が通常、4カ月働いて支払われるのは1万2000―1万6000元だ。
ただホウさんは、10日間の隔離には同意していなかったし、採用補給金を受け取るには1カ月余計に働かなければならないと告げられたのも突然だった。
こうした事への怒りからホウさんらは工場の経営陣と対立するようになり、世界的に見出しを飾ることになった散発的な衝突へと発展したと、ホウさんと同僚2人はロイターに語った。鄭州工場は従業員が20万人を超え、実質的な「市」を形成している。
鴻海は24日、退職に合意した各従業員に1万元を支払い、ホウさんはそれを受け取って故郷に帰った。「彼らの言ったことは全てでたらめだった」と憤る。
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