清涼飲料水を売っているメーカーだけあって多品種化については抵抗がないのだろう。
ほろよいのコンセプトは甘い酒、そして低アルコールということのようだ。
商品開発も年間7種類もの商品を市場に出せるので気楽に行っているようだ。
強い酒は飲めないけれど、ちょっとぐらいはお酒を飲みたいという層を狙っているので量は飲まないけれど、だからこそ種類がいろいろあると手に取ってしまうということ。
3%のアルコールというのは数が少ないので、多くの種類を出すことで棚をほろよいで埋めてしまうという戦略だ。
Yahoo!より、
サントリーの「ほろよい」はなぜ91種類もあるのか 商品開発のキモは2つ
11/14(日) 8:31配信
ITmedia ビジネスオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ceb4874691dcbef59352ed4b6de756ffa6758b6
記事より、
低アルコールのRTD市場(Ready To Drinkの略で、「開けてすぐに飲める」飲料のこと)を見ると、興味深いデータが出てきた。インテージの調査によると、低アルコールRTD市場のトップはサントリースピリッツ(以下、サントリー)の「ほろよい」で、シェアは58.6%と半数を超えている。年代別に見ても、「ほろよい」「ほろよい」「ほろよい」「ほろよい」といった具合に、20〜50代のすべての年代を“制圧”しているのだ。
「ほろよい」を飲んだことがない人もいると思うので、商品について簡単に紹介しよう。産声をあげたのは、2009年3月のこと。開発は2年前から行っていたわけだが、どんなところに注目していたのだろうか。当時の報道を見ると、『若者 お酒も「味覚の幼児化」』『苦いビール苦手』(読売新聞 2008年9月)、『職場飲み減り、ビール離れ加速』(日経MJ 2007年8月)など、若い人のお酒離れが話題になっていたのだ。
飲用シーンも他の年代と比べ、変化がうかがえた。平日にお酒を飲む時間帯を見ると、40代は「午後8時 食事と一緒に」という人が最も多いが、20代は「午後10時 食後・くつろぎの時間」が目立った。お酒に求めることを聞いても、20代は「くつろげる」「軽く飲める」と答えた人が多かった。
マクロミルが行った調査によると、お酒に求める味は、20代男性の81%が「甘め」と回答。ちなみに、全体で「甘め」と答えたのは53%だったので、当時の若い男性が突出して「甘め」を好んでいたことがうかがえる。
若者の味覚や価値観の変化などを参考にして、サントリーは09年に「ほろよい」の「レモン」と「うめ」を発売したのだ。
結果、どうだったのか。上々の滑り出しだった。翌年、「白いサワー」「ぶどうサワー」を発売し、その後もさまざまな種類を投入することに。
「91種類」である。商品を発売して、今年で12年目。ということは、年に「7本」ペースで開発したことになるのだ。
ブランド担当の三枝遼太郎さんに聞いたところ「『ほろよい』の商品開発にあたって、2つの基準があります。1つは『間口の広さ』、もう1つは『ワクワクするかどうか』です。
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