イギリスでも勘違いされていたということ。
接触ではなく、接触した手を目に持っていくこと。
これは誰かのつばを手にして、それを自分の粘膜である目や口に持っていってしまうことを意味する。
そうした機会よりも、会議でも世間話でもなんでも会話をするときにつばを顔にかけあって感染するのがほとんどだろう。
日本でもこの辺りを理解していない人が多いから、感染爆発を招いている。
日本人なら理解すれば対処できることだろう。
Yahoo!より、
マスクはつけず手は洗いまくったイギリス人
5/15(土) 17:32配信
ニューズウィーク日本版
https://news.yahoo.co.jp/articles/d451d36bae36391d7a4512159b30a421844745c8
記事より、
<イギリスではコロナの接触感染を過剰に危険視する人が多かったが、いま思えば見当違いの対策だったかも>
イギリスでは当初から「接触感染」の危険が強調され過ぎていた Phil Belfast-REUTERS
ほぼ1年前に僕は、日本よりもイギリスのほうが新型コロナウイルスの感染拡大がずっと早くて深刻なのは何とも不可解だという記事を書いた。数々の理由から、日本特有の条件によって感染リスクは日本のほうがより高いだろうと、僕は思っていた。
もちろん、僕たちはいまだにイギリスの状況があんなにも悪化したわけを正確につかめていない。でも、イギリスでは当初からずっと、「接触感染」の危険が強調され過ぎていたことが、今になって明らかになりだした。最初の頃は、はっきりとこう言われていた。手を洗いなさい。石鹸を使いなさい。20秒は洗うこと。「つまり『ハッピーバースデイ』の歌を2回歌えるくらいの時間です」。もしも共用バスルームを使っているなら、手洗い後には肘を使うなりペーパータオルをかぶせるなりして、蛇口ハンドルに触れないようにして水を止めること。
もしも近くに流しがなければ、手指消毒剤を使いなさい。
イギリスでは、なかなかマスクが広がらなかった。たとえば店内などでのマスク着用は、何カ月も義務付けられていなかった。正確に言うと義務付けられたのは7月24日、この状況が国家的非常事態であり、全国的なロックダウン(都市封鎖)を実施するに値すると周知されてから実に4カ月たってからのことだった。
これは、国によって微妙に異なる点の1つで、普段だったら気付きもしないもの。イギリスでは、手洗いが重視された。僕だってそうだ。僕はスーパーマーケットのセルフレジにとてもナーバスになっていた。みんなが同じタッチスクリーンの、まさに同じところをタッチするからだ(レジ袋5ペンスを購入しますか?「いいえ」)。
僕は店を出るやいなや手を消毒した。たとえムズムズしても顔を手で触らないように注意していた。そして帰宅するとすぐに手を洗い、手を清潔にするまではドアノブや電気スイッチに触れないように気をつけていた。それから買ってきた物を片付けて、店員やほかの客がそれに事前に触っていた可能性もあるので、念のためもう一度手を洗った。僕たちは、シリアルのパッケージからATMのボタンに至るまで、触れる物の全てにコロナウイルスが潜んでいるようなイメージを思い描いていた。
<ウイルスは息や飛沫で感染>
<むしろ換気を軽視していた>
今では科学的には、「媒介物」(科学用語で「物体」のことだ)を介したウイルス感染の可能性は非常に低い、という見解でまとまっているようだ。当初からずっと、このウイルスは息や飛沫を介して感染を広げてきた。
当然ながら、僕たちは「ソーシャルディスタンス」を取って他人と2メートルの距離を取るよう言われていた。でも、むしろこちらのほうが手洗いよりも注意事項としては先にくるべきだった。優先順位が逆だった。
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