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井上尚弥は強い。
次のラスベガスでも勝利をするだろう。
まだ、２７歳だ。

Yahoo!より、
【畑中清詞評論】井上尚弥パッキャオ超え夢ではない 内容問われるベガスで完璧に決めた
11/1(日) 21:24配信
中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/90e689a51d28242b218110e9a6c8bc4e4042fd69
記事より、
◇３１日（日本時間１日）　ＷＢＡ＆ＩＢＦバンタム級（５３・５キロ以下）タイトルマッチ１２回戦

　統一王者の井上尚弥（２７）＝大橋＝が、挑戦者でＷＢＡ２位、ＩＢＦ４位のジェーソン・モロニー（２９）＝オーストラリア＝を７回２分５９秒ＫＯで下した。本紙評論家の畑中清詞さん（５３）＝元ＷＢＣ世界スーパーバンタム級王者＝も「さすがというほかにない」「パッキャオ超えも夢ではない」とうなる快勝だった。
　　　◇　　　◇
　いつもながらのすごい試合だった。無観客がモチベーションに影響しないか気になっていたが、全く関係なかった。さすがというほかない。

　１回は互角だった。出方も見ていたのだろうが、２回からは余裕だった。モロニーは堅いディフェンスからいいパンチを出す。いい選手だが、井上は序盤からの左でプレスを掛けていた。ボクシングはやっぱり左だ。７回の右もそれまでの左が生きていたからだ。

　新型コロナウイルスの感染拡大で、試合予定が二転三転。それも１年ぶりの試合が米国。ラスベガスでは、ただ勝つだけではダメで、内容が問われる。完全に倒しきらないと評価は厳しい。内容も完璧だった。高速のジャブとストレートジャブで２回からはワンサイド。６回に左フックでダウンを奪うと、７回に右を鮮やかに決めてのＫＯ。ラスベガスを意識したリングだった。

　無観客でも全世界に放映され、井上尚はまた世界へ評価を上げた。