その定義の由来とは河合塾によるということだ。
少なくとも偏差値50に行かない大学という意味。
BFともいうらしい。
都市部の大学が人気で少なくとも都市部ではFランク大学というのがなくなりつつあるという話だ。
それはそうだろう。
田舎に好んでいく若者はそもそも少ないのだ。
Yahoo!より、
Fランク大学が都市部で消滅へ〜激戦の大学受験事情とは
石渡嶺司 | 大学ジャーナリスト
12/29(日) 19:07
https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiwatarireiji/20191229-00156967/
記事より、
「Fランク大学は東京から消えつつある」
この記事を書こうと思ったきっかけはとある高校教員向けの勉強会で私が講演したときのことでした。
「××大学は今年から推薦の評定平均を引き上げた」
「△△大学の指定校推薦でうちから対象者がいない、と入試広報に伝えたところ、逆に感謝された」
など、大学受験の激戦化を示す内容が飛び交いました。
「大学受験がかなり難しくなっている。もはや、東京からはFランク大学は消えかかっているのではないか」
付言しますと、「消える」は廃校ではありません。難化・激戦化によってFランクから脱した、という意味です。
Fランク大学というキーワードが登場したのは2000年。大手予備校の河合塾が私立大学の難易ランク表に「Fランク」を新設しました。
河合塾の偏差値(入試難易度)は、合格者と不合格者の割合が50%ずつになる偏差値帯を算出して設定していました。ところがこの偏差値帯を算出できない(不合格者がどの偏差値帯にもゼロまたは少数)大学・学部が急増。そこで「Fランク」を新設したのです。
つまり、Fランク大学とは、本来は単なる受験用語の一つに過ぎませんでした。ところが、この「Fランク大学」が「誰でも簡単に入学できてしまう大学(全入状態)」との意味に転じます。
河合塾は「Fランク」を使わず「BF」(ボーダーフリー)との用語に替えましたが、ネットや社会では定着しました。
現在では「誰でも簡単に入学できてしまう大学」という意味だけでなく、「偏差値の低い大学」という意味でもネット上では使われるようになっています。
2019年度(平成31年)では私立大学587校中、194校。つまり、33.0%が定員割れ状態にあります。
この定員割れ状態は2014年が45.8%とピークでした。そこから12.8ポイントも低下しています。
東京都の倍率上昇大学
大きく上昇しているのは、東京富士大学、多摩大学、東洋学園大学、帝京科学大学、デジタルハリウッド大学、東京未来大学、日本文化大学など。
参考)Fランクの定義について・・・大学スクールナビより、
関東のFラン大学はどこ?【2019年時点の偏差値データから検証】
https://school-navi.org/university/f-rank-kanto/
これより、
2019年現在、河合塾のサイト上では、「Fランク大学」ではなく、「BF(ボーダー・フリー)」という表現
2019年3月現在、公開されている河合塾の偏差値データをもとに、大学スクールナビで調査
武蔵野音楽大学 など51校だという。イメージでFランクといわれる大学とは重なっていない部分も多いので、よくチェックしてみてほしい。
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