熊本市に隣接しており、熊本空港から下がっていったところにある町。
大地震だった熊本地震での直接死は50人。
そのほとんんどが益城町の木造住宅の1階で寝ていた人だった。
この古い木造住宅の1階では大地震の時に2階が上から落ちてきて、ぺしゃんこになって死んでしまう、ということさえ理解していれば、1階に寝ることはなかっただろう。
風化という以前に、この木造住宅の1階で寝るということの恐ろしさを知らなければ、次の大地震でまたどこかで多くの人が1階で亡くなることになるだろう。
Yahoo!より、
被害を受けた益城で献花や町歩き 住民「風化も感じる」
4/14(日) 17:59配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-00000037-asahi-soci
記事より、
・熊本地震から3年となった14日、熊本県益城町では、「『まち歩き』で復興と歴史を知ろう!」と木山上町地区の住民ら約30人が地域を歩いた
・甚大な被害を受けた熊本県益城町では14日、木山上町地区の住民約30人が町設置の献花台に集い、犠牲者を悼み、町の復興を誓った
・地元の歴史と復興を学ぶ町歩きや、災害備蓄食を食べる催し
・地区では村上ハナエさん(当時94)、正孝さん(同61)親子が、前震による自宅の倒壊で犠牲になった
・古くから町のにぎわいの中心だった木山一帯は前震と本震の両方に襲われ、建物の8割が損壊、解体された。大規模な区画整理の対象地域にも指定され、草の生えた更地も目立つ
・地元まちづくり協議会の富田正寿会長(70)は「復旧復興をめざして日常に追われるなか、地震のことが風化しつつあるようにも感じていた」という。「こうして集まって3年前のあの日を思い出すことができ、復興や次の災害に備えるための、地域の結束を確認できました」(竹野内崇宏)
熊本地震の起きた4月16日に思い出すべきなのは、単に自宅の倒壊で犠牲になったという抽象的な表現ではなく、木造の1階に寝ていて、2階がそのまま上から落ちてきて犠牲になった、という1階に寝ていることが危険だということを正確に思い出すことから始めなければ、すでに震災とはどういう形で人が亡くなるのかということを忘れてしまっているということでもある。
何をすれば命を守ることができるかといのが最も教訓として大切なことだろう。
木造住宅の1階で寝るのはだめだ。
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