都合のよい数字を見せ方だけでなく改竄するのは公務員としては法律違反だ。
池田信夫ブログより、
記事より、
・抽出率の逆数3をかけて集計すれば、精度は落ちるが、サンプルに偏りがなければ平均賃金は大きく変わらない。ところが厚労省は東京都の抽出調査を全数調査と偽り、他の県の全数調査の数字と単純に合計したため、賃金の高い東京の比重が下がり、全国の平均賃金が過少に集計された
・厚労省の「再集計」によると誤差は平均0.6%程度だというが、影響はそれにとどまらない。昨年1月にも「賃金の伸び率が急に上がった」という疑問が出ていた。朝日新聞によると、賃金上昇率は昨年6月に前年同月比3.3%と、入れ替えがなかった事業所に比べて2%ポイントも高い伸びを示した。これは東京都の抽出調査の結果に抽出率逆数をかけてデータを復元したものだった
・最大の疑問は、抽出調査でやるにしても、その集計のとき(去年1月からやったように)抽出率逆数をかけなかったのはなぜかということだ。これは手間もかからないし、全数調査との誤差も小さい
・去年1月にシステムを変更して逆数をかけたとき、過去の数字も訂正して説明すべきだったが、これもこっそりやったので、少なくともそのとき以降は過失ではなく、意図的なデータ偽装と隠蔽である。「システム業者の設定ミス」ということで幕引きさせてはいけない
・野党がいうように「アベノミクスで賃金が上がったように見せる偽装」ということはありえない。システム変更で平均賃金が上がったのは衆議院選挙の直後であり、数字を操作するなら2017年10月の総選挙の前にやるだろう
厚生労働省は数字の操作はするだろうということが当たり前のように書かれていることには注目度したい。
選挙に関係しなくとも厚生労働省の都合で数字は操作しうるし、むしろ、省のための操作は積極的に行うものだ。
操作をするという時点でクビで良い。
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