これまで隠していた不正なオイルダンパーの使用を自白。
殺人マンション、殺人ビルが増えたということだ。
発表されたことにより、関係するマンション住民や公共団体などはこれらへの対応で正月休みは吹っ飛んだ。
KYBが吹っ飛ぶのも時間の問題だが、KYBはしっかり働き方改革と称して最後の大型連休を取るということだろう。
倒産なのでやけくそだ。もちろん、もはやKYBの不正物件への補償はない。
水曜日のノー残業デーを狙っているのも悪質だ。国交省や地方公共団体への逆恨みだろう。
Yahoo!より、
KYBデータ改ざん、新たに確認 不適合1100件超に
12/19(水) 19:11配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181219-00000084-asahi-soci
記事より、
・油圧機器大手「KYB」(東京)による免震・制振用オイルダンパーの検査データ改ざん問題で、同社は19日、不適切な改ざん行為が新たに確認されたと発表した。これまで判明している手口とは別の方法。今回の不正発覚で、国などの基準に適合しない物件は、疑いを含めると、1102件に上った
・11月15日に新たな不正の疑いが浮上したため、改めて調査を始めるとしていた
KYBは以下、
2018.12.19企業・IRPDF当社及び当社の子会社が製造した建築物用免震・制振用オイルダンパー検査工程における不適切行為(追加事象)について
http://www.kyb.co.jp/company/progress/progress_20181219_01.pdf
これによれば、
・不正免震の住宅は259から306棟と大幅に増加。姉歯の時に盛んに報道された「殺人マンション」ってやつだ。
これを中古で摑まされた投資家は大損だろう。
そして、実は業績予想も大幅下方修正して同時に発表している。これもブラックサンタのプレゼントだ。
http://www.kyb.co.jp/media/ir_20181219_02.pdf
なんと営業利益がとうとうマイナスになり、マイナス25億円。
これは昨年度は208億円の利益だったものだ。今後もマイナスを更新し続けることは間違いない。
もはや投資の価値のない会社で、倒産は年内かもしれない。
本当のブラックサンタのクリスマスプレゼントはKYBの倒産なのかもしれない。
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