タワーマンションがまるまる1棟売れなくなるといくらの損失になるだろう?
仮に1億円として100戸で100億円という計算になる。
本来、販売開始で即完売の場合と、しばらく売れない、また、交換のためにで売るまでに2年かかってしまった場合の損失については莫大な金額になることは間違いない。
最悪建て替えであれば入居済みであれば補償金額は100億円以上になるだろう。
また、そもそも免震・制震ダンパーの最大手であるため、新築のマンションをはじめ、各種の施設などについても工事がストップするなどの影響が既にでている。
また、KYBのダンパーの採用をしないとした場合には設計変更なども伴い、時間もかかる。
そうした損失についても損害賠償請求の対象になる。
大手ゼネコンの言うように、KYBは今回の耐震偽装物件への対応のために、新たな建築物用のオイルダンパーは当分製造しないとしているので、免震・制震構造の建物や耐震改修などが予定通り実施できないという事態になっているということだ。
建築用ダンパー最大手の耐震偽装事件の影響は計り知れないほど大きい。
Yahoo!より、
免震問題でマンション契約一時休止 三菱地所と野村不動産
10/25(木) 0:23配信 Fuji News Network
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181025-00403955-fnn-soci
記事より、
・KYBが免震・制振装置のデータを改ざんしていた問題で、三菱地所と野村不動産が、KYBの製品が使われているマンションの契約を、一時休止していることがわかった
・三菱地所と野村不動産は、現在、販売中のマンションのうち、KYBの製品が使われている一部の物件について、顧客と新規の契約を結ばない対応を取っている
・野村不動産は、「状況確認中で、契約を行える状態になるのを待って契約を行う」
・大手ゼネコンによると、今後、業界大手のKYBからの納品が、事実上なくなるため、新規着工や着工中のマンションの工期に影響が出る可能性が高い
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