そもそも明石市の制度は養育費の逃げ得を助長する制度だ。
保険代を払って、養育費を逃れてしまったらその分を保険で補填するというもの。
Yahoo!より、
養育費からの「逃げ得」による子どもの”養育放棄”を許さない 兵庫県明石市の社会実験に注目
湯浅誠 | 社会活動家・法政大学教授
10/13(土) 8:13
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20181013-00100196/
記事より、
・「養育費立替えパイロット事業」
・離婚の際に取り決めた養育費が月1万円と仮定
1)まず元妻と保証会社が契約を結ぶ。そしたら明石市が会社に年間保証料1万円を納める。
2)約束された養育費が支払われなかった月は、保証会社が母子家庭にその1万円を立替払いする。
3)保証会社が元夫にその1万円を取り立てる。
・明石市が負担するのは、年間保証料の1万円のみ。
・もし養育費が支払われなくても、明石市が追加の負担をすることはない。
元妻は年間最大12か月分、つまり12万円の立替えが受けられる。
というもの。
・予算は今年度90万円。上限は月額5万円で、18世帯分
・父子家庭の生活上の困難を軽視する意図
要するに、元夫には保険会社が取り立てをするというものだが、それがうまくいかなくても元妻には養育費は払い続けられるというもの。
直接、明石市という公共団体が取り立てないこと、また、いくら保証会社にさせるとはいえひどい取り立てはできないこと、から結局は元夫に年間保証料1万円を払うことで11万円分を代わりに払ってもらったということになるだけだ。
この仕組みはモデルとして実行するまでもなく破綻するだろう。
とても年間保証料1万円では無理というシナリオ。
こんなばかな制度を考える明石市は本当にどうかしている。
単なる税金の無駄でもあり、これを無理やり受けさせた保証会社の損害は見て見ぬ振りということだろう。
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