支援レベルの違いは明らか。
だが、問題はその費用負担だろう。
Yahoo!より、
床に布団を敷いて雑魚寝…昭和5年の避難所写真が今と変わらない理由
9/17(月) 20:01配信 FNN PRIME
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180917-00010006-fnnprimev-soci
記事より、
・報道プライムサンデーが今回、避難所を取材すると、被災者からは「体があちこち痛くなってきた。我慢していかないかんね・・・」という声も聞こえてきた。健康状態に不安を感じる人たちも少なくないようだ。
さらに取材を進めると、驚きの事実が明らかになった。体育館の床に布団を敷き、雑然と雑魚寝をしているこの光景、実は88年前から何ら変わらない“避難所の光景”だった
・昭和5年(1930年)に起きた北伊豆地震の時の避難所を撮影した写真だ。
床の上に布団が敷かれ、被災者の人たちが雑魚寝をしている。その光景は88年たった現在の避難所とほとんど変わらない。限られたスペースに詰め込まれ、床の上で寝泊まりし、仕切りもなく、プライバシーはない
・水谷嘉浩さん。今から7年前、2012年にイタリア北部地震を視察した水谷さんはそこで驚きの光景を目にする。大地震による被害で開設された避難所は日本とは全く違っていたのだ。
・避難者全員にパイプ製の簡易ベッドが与えられ、プライバシーが守られるよう、中で立つことのできる大型テントが2世帯ごとに配布される。テントにはエアコンがついていた。さらにトイレとシャワーも設置されていた。
・さらに大型のキッチン・トラックも駆けつけ、プロのシェフが料理を振る舞う。被災者のストレス軽減のためと、ワインもついていた
・イタリア北部地震ではこうしたテント、ベッド、トイレ、食事が避難所開設から48時間後には全て揃う体制が出来ていた
・イタリアの状況に感銘をうけた水谷さんはこの体験をきっかけに雑魚寝が当たり前の日本の避難所を変えたい、と決意した。そして東日本大震災後、段ボール・ベッドを開発した
・行政にも避難所を昔のままにしてきた理由が存在すると元鳥取県知事の片山善博氏は語る。「避難所をあまり快適にしてはいけないという空気があったんですよ、行政側には。手とり足とり三食付きで快適になっちゃって、家に帰りたくないとか、自立を妨げることになってはいけないので、あえて避難所は居づらいほうがよいと」
関連
ダイヤモンドオンラインより、
2018.6.6
イタリアの避難所に被災後真っ先に届く3つのものとは
リスク対策.com
https://diamond.jp/articles/amp/171495?page=2
記事より、
・最初にトイレカーが、次にキッチンカーが、そして、ベッドが来る
・イタリアでは、室内にもテントを張ります。このテント!8人用
・例えば、災害直後の被災地の公務員の方があらかじめバカンスを予定していたとします。その時は、災害が起こっても、バカンスにそのまま行くことが認められています。
日本の窮屈さが分かる。
被災者という呼び方自体が、なにか特別なアンタッチャブルなものというイメージを帯びている。
イタリアのようなことがどうすれば実現ができるのか?
民間の支援をもらうしかないように思う。
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