2014年03月28日
『PDCA』が高める個人の市場価値を考える - 自律から得られる3つのこと
『抽象的な目標は意味がない、目標を立てないことはありえない』
上の言葉は、私が常々、メンバーに伝えている言葉です。
さて、『どうしたら優秀な人材を育てることができるか』、悩んだことはないでしょうか。
新人やメンバー教育のカリキュラムを作成・実施する際、私が必ず意識していることがあります。
それは、新人・メンバー各々、「個々人が個々人で成長できる力=自己発展力」を育てること。
「自己発展力」とは『自律すること』を指しています。
では、『自律している』ことがどのような状態であるか。
私が指導を行う際には、『自己で正しくPDCAを行えること』と定義をし、伝えています。
[参考:ウィキペディア引用]
★マインドマップでも描いてみました★
PDCAは、事業活動における管理業務に用いられる手法ですが、
個人の思想にもそのまま適用できる非常に有用な手法として、伝えています。
個人でPDCAを行う際の重要なポイントは以下!
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■PDCAを行う際の重要なポイント
1.すべてを明確にする
目標も振返りも、改善案も、全てに「具体性」を持つ必要があります。
最もシンプルで効果的な方法は「数字を使う」こと。
数字を使うことが難しい場合は、「具体的に固有名詞」を出すことなど様々な方法があります。
明確にすることで、達成感/到達感を実感することができ、
霧の中を不安になりながら進むことがなくなります。
2.本質を考える
同じことを繰り返してしまっている場合、
考えている対策が誤っている可能性があることに気づく必要があります。
これは非常に難しいことで、自分を正しく理解しないと中々本質にはたどり着けません。
一所懸命努力をしていても結果に繋がらないことは、本人も周りも不幸になってしまいます。
3.手を抜かない
当たり前のことを続けること、非常に難しいことです。
人は「楽したい」ので、その瞬間に楽な手段を選びがちです。
しかし、「本当に楽になる」のは、「手を抜かない」ことを続けた先にあるものだと私は信じています。
■NG例 - PDCAのフローそのものを行う行為が目的になっている、具体性のある内容がない
上記のような内容では、
「目標が定まっていない」ため、
「実施する内容が広すぎ」、
「出来るようになったことが不明確」となり、
改善(=次回目標)も「結果的に初回目標との違い」が分からなくなります。
この場合、個人としては、
「出来るようになっている達成感」を感じられず、
「成長できている実感」もありません。
最悪の場合、「自分を支える自信」を育てられないため、
失敗ばかりが記憶に残り、「自分は出来ない人間」と思い込んでしまう可能性があります。
■「自律すること」から得られるメリット
1.自己成長の加速
大小関わらず全ての作業にPDCAを適用することで、自己想像、自己対話の機会が圧倒的に増えます。
結果、ある程度のフォローを経て、加速度的に成長し、能動的に行動できるようになります。
2.他者依存からの脱却
上長の評価、上長から指導、同期との比較等、他者の行動や反応に一喜一憂することがなくなります。
自分が明確な指針、考えをもって行動している自負、積み上げる自信があるため、
相手から入る情報を一度客観的に受け止めることが出来るようになります。
自分の思考や感情を理解、コントロールできることで、安定したパフォーマンスを発揮できるようになります。
3.問題解決力の向上
考える事に慣れるため、分析力が向上し、問題解決力が向上します。
この問題解決力は、自分に留まらず、業務やチームにも大きく貢献します。
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目標の具体化や、本質をつかむための分析力、ブレイクダウン等、思考の整理が苦手という方は、是非マインドマップの使用も検討してみてください。多くの気づきを与えてくれる頼もしいツールです。
個人として、もしくは指導者として、「自律するってどういうこと?」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
上の言葉は、私が常々、メンバーに伝えている言葉です。
さて、『どうしたら優秀な人材を育てることができるか』、悩んだことはないでしょうか。
新人やメンバー教育のカリキュラムを作成・実施する際、私が必ず意識していることがあります。
それは、新人・メンバー各々、「個々人が個々人で成長できる力=自己発展力」を育てること。
「自己発展力」とは『自律すること』を指しています。
では、『自律している』ことがどのような状態であるか。
私が指導を行う際には、『自己で正しくPDCAを行えること』と定義をし、伝えています。
[参考:ウィキペディア引用]
PDCAサイクル(ピーディーシーエー - 、PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
★マインドマップでも描いてみました★
PDCAは、事業活動における管理業務に用いられる手法ですが、
個人の思想にもそのまま適用できる非常に有用な手法として、伝えています。
個人でPDCAを行う際の重要なポイントは以下!
===================================
■PDCAを行う際の重要なポイント
1.すべてを明確にする
目標も振返りも、改善案も、全てに「具体性」を持つ必要があります。
最もシンプルで効果的な方法は「数字を使う」こと。
数字を使うことが難しい場合は、「具体的に固有名詞」を出すことなど様々な方法があります。
明確にすることで、達成感/到達感を実感することができ、
霧の中を不安になりながら進むことがなくなります。
2.本質を考える
同じことを繰り返してしまっている場合、
考えている対策が誤っている可能性があることに気づく必要があります。
これは非常に難しいことで、自分を正しく理解しないと中々本質にはたどり着けません。
一所懸命努力をしていても結果に繋がらないことは、本人も周りも不幸になってしまいます。
3.手を抜かない
当たり前のことを続けること、非常に難しいことです。
人は「楽したい」ので、その瞬間に楽な手段を選びがちです。
しかし、「本当に楽になる」のは、「手を抜かない」ことを続けた先にあるものだと私は信じています。
■NG例 - PDCAのフローそのものを行う行為が目的になっている、具体性のある内容がない
P(目標) … プログラムが書きたい
D(実施) … プログラムを書きました
C(振返) … プログラムを書けました
A(改善) … もっとプログラムを書きたい
上記のような内容では、
「目標が定まっていない」ため、
「実施する内容が広すぎ」、
「出来るようになったことが不明確」となり、
改善(=次回目標)も「結果的に初回目標との違い」が分からなくなります。
この場合、個人としては、
「出来るようになっている達成感」を感じられず、
「成長できている実感」もありません。
最悪の場合、「自分を支える自信」を育てられないため、
失敗ばかりが記憶に残り、「自分は出来ない人間」と思い込んでしまう可能性があります。
■「自律すること」から得られるメリット
1.自己成長の加速
大小関わらず全ての作業にPDCAを適用することで、自己想像、自己対話の機会が圧倒的に増えます。
結果、ある程度のフォローを経て、加速度的に成長し、能動的に行動できるようになります。
2.他者依存からの脱却
上長の評価、上長から指導、同期との比較等、他者の行動や反応に一喜一憂することがなくなります。
自分が明確な指針、考えをもって行動している自負、積み上げる自信があるため、
相手から入る情報を一度客観的に受け止めることが出来るようになります。
自分の思考や感情を理解、コントロールできることで、安定したパフォーマンスを発揮できるようになります。
3.問題解決力の向上
考える事に慣れるため、分析力が向上し、問題解決力が向上します。
この問題解決力は、自分に留まらず、業務やチームにも大きく貢献します。
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目標の具体化や、本質をつかむための分析力、ブレイクダウン等、思考の整理が苦手という方は、是非マインドマップの使用も検討してみてください。多くの気づきを与えてくれる頼もしいツールです。
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個人として、もしくは指導者として、「自律するってどういうこと?」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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