2016年01月11日
製造業のこれから(part1)
初めての方、初めまして
2度目以降の方、ご愛読ありがとうございます。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ピエロです。
今回は、製造業にお勤めの方や製造業を目指している方向けを対象に
「製造業のこれから」について書かせていただきます。
もちろん、ピエロが考える未来予想のため、参考程度に読んで頂けると幸いです。
トピックスとしては、以下の3点にて書かせて頂きます。
@少子高齢化の波
A移民政策が取られた場合は?
Bエネルギー問題にについて
多くのメディアが発信している通り、これから少子高齢化の波が確実に来ます。
少子高齢化が日本の製造業にどのような影響を与えるか?
考えられるシナリオは
(@)生産人口の減少に伴う生産能力(供給能力)の減少
(A)生産能力減少を防ぐために、自動化が進む。
(B)FA(自動化ライン)などの産業機器などの需要が高まる。
上記3点です。
(@)生産人口の減少に伴う生産能力(供給能力)の減少
(@)については、疑う余地はないと思います。ただ、よく耳にするのは
「少子高齢化や人口減少のため、需要自体も低下するため、
それほど生産能力(供給能力)は必要とされない。」
ということです。
しかし、残念ながらそれは違います。日本の場合、生産人口の減少と
全体の日本人口の減少を比べると明らかに生産人口の減少が大きいためです。
言い換えれば、需要と供給はともに減少しますが、供給能力の方が大きく減少する
ということです。
簡単に言うと、生産能力減のため注文に対応できなくなる可能性があるということです。
通常であれば、人を雇い生産能力を向上させますが、生産人口が減少しているため
それが出来ません。
そのため、次の(A)へと繋がります。
(A)生産能力減少を防ぐために、自動化が進む。
(A)については、生産ラインの自動化などがあげられます。
設備投資の目的は、1人当たりの生産性を向上させることにより、
全体の生産能力の不足分を補うことにあります。
他の手段としてよく言われていることは、生産拠点を海外へと移すことです。
一昔前は中国やアジアなどが非常に持て囃されていましたが、
カントリーリスクなどが再度認識され、あまり進まないと考えられます。
中国などが最たる例で、今では、中国から撤退を行う企業もあるほどです。
また、現在は人件費の高騰などもあり、今から生産拠点を移すというのは
賢い選択とはいえません。
よって、起こりうる事としては生産能力向上のために、設備投資が考えられます。
(B)FA(自動化ライン)などの産業機器などの需要が高まる。
上記のことを考えると(B)へと繋がります。
生産ラインの自動化および、少人数でも生産可能な体制の確立の必要性が高くなります。
よって、産業機器やFA(自動化)などの需要が高くなります。
つまりFAなどの産業機器についての知識や技術を持っている人材が
重宝される時代が来る可能性が非常に高いということです。
もし、製造業をされている人、目指している人などがいれば参考して頂ければ幸いです。
今回はここまでといたします。
次回はAとBについてご紹介させて頂きます。
2度目以降の方、ご愛読ありがとうございます。
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ピエロです。
今回は、製造業にお勤めの方や製造業を目指している方向けを対象に
「製造業のこれから」について書かせていただきます。
もちろん、ピエロが考える未来予想のため、参考程度に読んで頂けると幸いです。
トピックスとしては、以下の3点にて書かせて頂きます。
@少子高齢化の波
A移民政策が取られた場合は?
Bエネルギー問題にについて
@少子高齢化
多くのメディアが発信している通り、これから少子高齢化の波が確実に来ます。
少子高齢化が日本の製造業にどのような影響を与えるか?
考えられるシナリオは
(@)生産人口の減少に伴う生産能力(供給能力)の減少
(A)生産能力減少を防ぐために、自動化が進む。
(B)FA(自動化ライン)などの産業機器などの需要が高まる。
上記3点です。
(@)生産人口の減少に伴う生産能力(供給能力)の減少
(@)については、疑う余地はないと思います。ただ、よく耳にするのは
「少子高齢化や人口減少のため、需要自体も低下するため、
それほど生産能力(供給能力)は必要とされない。」
ということです。
しかし、残念ながらそれは違います。日本の場合、生産人口の減少と
全体の日本人口の減少を比べると明らかに生産人口の減少が大きいためです。
言い換えれば、需要と供給はともに減少しますが、供給能力の方が大きく減少する
ということです。
簡単に言うと、生産能力減のため注文に対応できなくなる可能性があるということです。
通常であれば、人を雇い生産能力を向上させますが、生産人口が減少しているため
それが出来ません。
そのため、次の(A)へと繋がります。
(A)生産能力減少を防ぐために、自動化が進む。
(A)については、生産ラインの自動化などがあげられます。
設備投資の目的は、1人当たりの生産性を向上させることにより、
全体の生産能力の不足分を補うことにあります。
他の手段としてよく言われていることは、生産拠点を海外へと移すことです。
一昔前は中国やアジアなどが非常に持て囃されていましたが、
カントリーリスクなどが再度認識され、あまり進まないと考えられます。
中国などが最たる例で、今では、中国から撤退を行う企業もあるほどです。
また、現在は人件費の高騰などもあり、今から生産拠点を移すというのは
賢い選択とはいえません。
よって、起こりうる事としては生産能力向上のために、設備投資が考えられます。
(B)FA(自動化ライン)などの産業機器などの需要が高まる。
上記のことを考えると(B)へと繋がります。
生産ラインの自動化および、少人数でも生産可能な体制の確立の必要性が高くなります。
よって、産業機器やFA(自動化)などの需要が高くなります。
つまりFAなどの産業機器についての知識や技術を持っている人材が
重宝される時代が来る可能性が非常に高いということです。
もし、製造業をされている人、目指している人などがいれば参考して頂ければ幸いです。
今回はここまでといたします。
次回はAとBについてご紹介させて頂きます。
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