当時の完全独学による宅地建物取引士受験では、今は
紙面の都合もあり詳細を明かせないのですが、
「絶対に合格しなければならない事情」があり不合格
は許されない状況下にありました。
この様な経緯から、わざわざ直前期にテキストを買い
直してでも諦めずに食い下がり、
独学合格を果たしていたのですが、その受験を機に
重要な教訓を得ています。
その教訓とは、宅地建物取引士レベルの国家資格とも
なれば、中途半端な知識や暗記主体の独学は通用せず、
インプットとアウトプットのバランスを考慮した勉強
スタイルで挑まねば通用しないという現実でした。
当ブログはマンション管理士と管理業務主任者の独学
攻略ブログなので、
話をマン管・管業に置き換えてみますと、過去問オン
リーをどれだけ回しても、
「過去問という断片的な知識のストック」となってし
まい、
それらの知識を何度繰り返し暗記に努めても、少し
観点をズラした出題に遭遇してしまえば、
宅建受験時代の私の様に対応できない可能性が高まる
理由を挙げられますね。
実際にマンション管理士・管理業務主任者でも得点源
となっていく標準管理規約を例に挙げますと、
過去問では相当数の重要な条文知識を問う出題が見受
けられますので、
過去問を回し知識を高レベルまで定着させれば、本番
での得点率もアップしていくことでしょう。
しかし、この様な独学法では、まだ問われていない
条文や、
コメント等の細かな分野の知識の修得が抜け落ちて
しまいますので、
独学でマンション管理士や管理業務主任者を受験し、
ある程度の得点率には到達するものの、
結果的に2〜3点足りずに不合格となってしまう可能
性も高まってしまいます。
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