カニとマグロとFX

尊敬する某有名ＦＸブログが今朝みたらまるでＦＸのインチキ教材売ってるサイトのようにカレンダーマンセーのユーザーからの声をズラズラ掲載していた
それをオマージュしてカニで記事書こうとも思ったがあそこまで露骨にやられるとマジでオマージュするほどの価値があるのか？っていう気になってやめてしましました

ということで少々真面目な話を書こう

朝起きてテレビをつければアメリカの将来の心配と派遣切りの話題ばかり
おれが小学生の頃いろいろ言われていたことがあった
老人が増えるから負担が増えるということ、コンピュータ社会になるからコンピュータができないと仕事がなくなるということ、下手すりゃロボットに単純作業がとられるから勉強しなさいということ、ノストラダムスの予言があるから２０００年以降のことなんて気にすることはないさ、などなど
実際には年金破綻が言われ、IT化により市場が広がりグローバル化とまで言われるまで広がってしまったおかげでロボット化も確かに進んだが単純労働はどっちかといえば後進国の安い労働力に奪われた感じですが国内の単純労働が少なくなってしまっております
少なくとも田舎生まれのおれが今派遣切りで日比谷公園で毛布が足らないと言わないで済んでいるのはコンピュータが人並み以上に使えるからであって、まさに子供の頃の大人に感謝するわけであります
五島さん以外の大人には、ですがね(´・ω・)

さて、朝から喧々諤々やっていらっしゃる今の大人は子供たちにどういうことを教えるのか、日本なんてダメな国ですよって教えて日本から退去させるのか？アメリカもだめですね、世界経済崩壊ですよと教えるのか？老人なんて、公務員なんてただのお荷物ですからねって教えるのか？結局君たちの未来は真暗ですって言って子供たちが暴走する怖いって言って何してんだかねえ
自分が大人になってはじめてわかるこの難しさ、大人が大人であるために子供たちに先を示さなきゃならないし、それができるのが大人ってもんだろ？って思うんです
おれは独身だからあまり真剣に考えてないが、同年代にはお子さんがいる人ばかりで子供の話になると酒やら女に弱いおっさんたちも真面目な顔になるんだな、しかし明快な答えなんて持ててないのが今の問題なんじゃないのか？って思うわけだ
これを最近の相場の話に当てはめると、昨年燃え上がった金融危機は年末にかけての対策である程度落ち着きが見えれくるだろう、それは早ければＧＷごろから見えてくるかもしれない、だから経済は安心か？と言えばこれだけ浮き足立っているわけだ

なぜだ？

先が見えないということほど不安なことはない、次の経済の柱が見えないとみんなが不安になるのさ
この不安を飯の種だとばかりに食いついて大げさに広げ続けるマスコミなんて笑って見てるうちはいいが不安な気持ちでかじりついていたら本当に洗脳されてしまうぞって思っちゃうんだよね
その不安を解消するために大人たるものちゃんと将来を示してやらなきゃいけないし、もっと大きな単位で国や地方自治体を率いる人たちにもそれを求めなきゃいけないと思うんだ

じゃあお前も為替相場のこれから先を示せって？
ああ、わかった、じゃあそれをカレンダーにして売るからそれ買ってくれよな

見事にオチが付いたところで為替王のカレンダーアフリがあるならおれ貼ってやんよってお思う今日この頃でした