2011年02月05日
ひらめ・鮃・平目のうんちく-冬旬魚-まぐろぐ
冬旬魚-刺身のキング・ひらめ・鮃・平目
= ひらめか、鯛かいずれおとらぬ刺身の雄 =
●本稿ではグルメる「ひらめ」の刺身のについて提案します。
●次いでひらめの社会性と漁業について紹介します。
== ひらめ、グルメるその刺身 ==
ひらめの砂被り
●ひらめは、
旬になると脂がのってきて、
"白身"のはずの身が飴色になります。
=== その食材 ===
●非常においしい。
特に背鰭と臀鰭付け根の部分の身は、
縁側(えんがわ)と呼ばれる、
脂の乗った歯ごたえのある部位で珍重される。
刺身、寿司、酒蒸しなどで食べる。
●またムニエル等でフランス料理でも使われる。
●東京オリンピックの時、欧米人のために
ひらめを使ってフライにしようとしたが、
あまりにも高いので、
北の漁師が獲る-大鮃-おおひょう・おひょう・
Halibut(カムチャッカ・ベーリング)-
右ひらめ-ひらめを熟成した口ざわり。
●"寒平目"の名の通り、
旬は冬期。
産卵後の夏場は"クソ平目"と呼ばれるほど、
食味が落ちるといわれるが、
●冬場の食味と比較した場合見劣りする程度で、
夏場でも美味い魚の代表格といえる。
一般にかれい類は産卵後に脂がのり、
美味とされる-「まがれい-城下がれい(別府湾)」など。
●調理の際はその特殊な体型から三枚卸ではなく、
五枚卸しあるいは七枚卸しにする。
五枚卸しとは上身背・腹、下身背・腹、骨の、
つに分けたものを言い、
七枚卸しは五枚卸しに、
背と腹の縁側を別にしたものを言う。
● ひらめレシピの提案・研究-北の漁師
1.ひらめの湯引き。
2.ひらめのたたき。
共に"酢みそ-ぬた"もしくは"酢じょうゆ・醤油にて。
== ひらめと漁撈・漁業-人との関わり ==
●遊漁の竿釣り-一本釣り-が大分戦果を揚げている。
馬鹿にならないほどであろうと思われる。
なにしろ道具に銭をかけてすごい。
私らには手が出ない。
海松てんてん-なた?-上下におびく
●ひらめの混獲・毛がにの刺網とてんてん釣り。
・てんてん釣り
定置網の漁師がかつお船の餌の生けすの番兵
-一晩交代-竹かごの弁当を持たされて暇つぶしに。
・生けすのそばに伝馬をもやって、
かたくちいわしの鱗がはがれて沈んで、
ひらめが寄ってくる。
● 刺網は大陸棚-200m以浅の広い海区-地方でないと、
商売にならない。
東北であれば青森県とか。
●漁師の食い方。
・混獲で腹が白くなり、
いくらか虫食いのひらめが味がする。
・ひらめ,まぐろのトロなど高級品は、
私ら漁師は口にしません。
せいぜい「じゃばら-きずもの」とか、
売り物にならない魚が「分け魚」なんです。
●この辺でひとまず筆をおきます。
★北の漁師の母港
ぼら・鯔・鰡
北の漁師の定係港
ひらめ・鮃・平目
H23 2011-02-04T06:00
まぐろぐ
= ひらめか、鯛かいずれおとらぬ刺身の雄 =
●本稿ではグルメる「ひらめ」の刺身のについて提案します。
●次いでひらめの社会性と漁業について紹介します。
== ひらめ、グルメるその刺身 ==
ひらめの砂被り
●ひらめは、
旬になると脂がのってきて、
"白身"のはずの身が飴色になります。
=== その食材 ===
●非常においしい。
特に背鰭と臀鰭付け根の部分の身は、
縁側(えんがわ)と呼ばれる、
脂の乗った歯ごたえのある部位で珍重される。
刺身、寿司、酒蒸しなどで食べる。
●またムニエル等でフランス料理でも使われる。
●東京オリンピックの時、欧米人のために
ひらめを使ってフライにしようとしたが、
あまりにも高いので、
北の漁師が獲る-大鮃-おおひょう・おひょう・
Halibut(カムチャッカ・ベーリング)-
右ひらめ-ひらめを熟成した口ざわり。
●"寒平目"の名の通り、
旬は冬期。
産卵後の夏場は"クソ平目"と呼ばれるほど、
食味が落ちるといわれるが、
●冬場の食味と比較した場合見劣りする程度で、
夏場でも美味い魚の代表格といえる。
一般にかれい類は産卵後に脂がのり、
美味とされる-「まがれい-城下がれい(別府湾)」など。
●調理の際はその特殊な体型から三枚卸ではなく、
五枚卸しあるいは七枚卸しにする。
五枚卸しとは上身背・腹、下身背・腹、骨の、
つに分けたものを言い、
七枚卸しは五枚卸しに、
背と腹の縁側を別にしたものを言う。
● ひらめレシピの提案・研究-北の漁師
1.ひらめの湯引き。
2.ひらめのたたき。
共に"酢みそ-ぬた"もしくは"酢じょうゆ・醤油にて。
== ひらめと漁撈・漁業-人との関わり ==
●遊漁の竿釣り-一本釣り-が大分戦果を揚げている。
馬鹿にならないほどであろうと思われる。
なにしろ道具に銭をかけてすごい。
私らには手が出ない。
海松てんてん-なた?-上下におびく
●ひらめの混獲・毛がにの刺網とてんてん釣り。
・てんてん釣り
定置網の漁師がかつお船の餌の生けすの番兵
-一晩交代-竹かごの弁当を持たされて暇つぶしに。
・生けすのそばに伝馬をもやって、
かたくちいわしの鱗がはがれて沈んで、
ひらめが寄ってくる。
● 刺網は大陸棚-200m以浅の広い海区-地方でないと、
商売にならない。
東北であれば青森県とか。
●漁師の食い方。
・混獲で腹が白くなり、
いくらか虫食いのひらめが味がする。
・ひらめ,まぐろのトロなど高級品は、
私ら漁師は口にしません。
せいぜい「じゃばら-きずもの」とか、
売り物にならない魚が「分け魚」なんです。
●この辺でひとまず筆をおきます。
★北の漁師の母港
ぼら・鯔・鰡
北の漁師の定係港
ひらめ・鮃・平目
H23 2011-02-04T06:00
まぐろぐ