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2020年06月02日

フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて3

 次にグループe(1、4、4、4、7)について見てみよう。算術平均は4である。それぞれの値から算術平均を引くと、1-4=-3、4-4=0、4-4=0、4-4=0、7-4=3となる。この算術平均から離れている大きさを平均すると、バラツキの目安が求められる。しかし、-3、0、0、0、3を全部足すと0になるため、それぞれを2乗して、9、0、0、0、9として平均値を求め、5で割って3.6を求める。
 但し、元の単位がcmのときに2乗すれば、cm2となるため、3.6を開いて元に戻すと、√3.6 cm2≒1.90 cmというバラツキの大きさになる。従って、グループdの方がグループeよりもバラつきが大きいことになる。
 以下では、標準偏差(1)の公式を使用して、作成したカフカの‟Die Verwandlung”のデータに関するバラツキから見えてくる特徴を考察していく。 

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて」より

フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて2

1.2 標準偏差

 標準偏差は、グループの全ての値によってバラツキを決めていく。グループの個々の値から算術平均がどれだけ離れているのかによって、バラツキの大きさが決まる。
 グループd(1、1、4、7、7)の算術平均は4である。それぞれの値から算術平均を引くと、1-4=-3、1-4=-3、4-4=0、7-4=3、7-4=3となる。この算術平均から離れている大きさを平均してやると、バラツキの目安が求められる。しかし、-3、-3、0、3、3を全部足すと0になるため、さらに工夫が必要になる。
 例えば、絶対値をとる方法とか値を2乗してマイナスの記号を取る方法がある。2乗した場合、9、9、0、9、9となり、平均値を求めると、5で割って7.2となる。但し、元の単位がcmのときに、2乗すればcm2となるため、7.2を開いて元に戻すと、√7.2 cm2≒2.68 cmというバラツキの大きさになる。
 
(1) 標準偏差の公式
σ=√Σ (Xi−X)2/n

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて」より

フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて1

1 簡単な統計処理

1.1 データのバラツキ

 グループa(5、5、5、5、5)とグループb(3、4、5、6、7)とグループc(1、3、5、7、9)は、算術平均がいずれも5であり、また中央値(メジアン)も同様に5である。算術平均やメジアンを代表値としている限り、この3つのグループは差がないことになる。しかし、バラツキを考えると明らかに違いがある。グループaは、全てが5のため全くバラツキがない。グループbは、5が中心にあり3から7までばらついている。グループcは、1から9までの広範囲に渡ってバラツキが見られる。グループbのバラツキは、グループcのバラツキよりも小さい。  
 次に、グループd(1、1、4、7、7)とグループe(1、4、4、4、7)だと、どちらのバラツキが大きいことになるのだろうか。グループdは、中心の4から3も離れた所に4つの値がある。グループeは、中心に3つの値があって、そこから3離れたところに値が2つある。 
 バラツキの大きさを定義する方法で最も有名なのが、レンジと標準偏差である。レンジはグループの最大値から最小値を引くことにより求めることができる。グループdは、7-1=6で、グループeも7-1=6となる。レンジだけでバラツキを定義すれば、グループdとグループeは同じことになるが、グループ内の最大値と最小値だけを問題にするため、他の値が疎かになっている。そこでもう一つのバラツキに関する定義、標準偏差について見てみよう。

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの‟Die Verwandlung”のバラツキについて」より

2020年06月01日

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える9

5 まとめ 
 
 受容の読みによる「異化と人の最小価値」という出力は、すぐに共生の読みの入力となる。続けて、データベースの問題解決の場面を考察すると、「適応と反応」という人間の脳の活動と結びつき、その後、信号のフォーカスは、購読脳の出力のポジションに戻る。この分析を繰り返すことにより、「フランツ・カフカと適応」というシナジーのメタファーが見えてくる。 
 この種の実験をおよそ100人の作家で試みている。その際、日本人と外国人60人対40人、男女比4対1、ノーベル賞作家30人を目安に対照言語が独日であることから非英語の比較を意識してできるだけ日本語以外で英語が突出しないように心掛けている。 

参考文献

日本成人病予防協会監修 健康管理士一般指導員受験対策講座3 心の健康管理 ヘルスケア出版 2014
佐藤晃一 ドイツ文学史 明治書院 1979
関口存男 ドイツ語文法 接続法の詳細 三修社 1981
手塚富雄 ドイツ文学案内 岩波文庫 1981
花村嘉英 計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか? 新風舎 2005
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社 2015 
花村嘉英 日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 東南大学出版社 2017
花村嘉英 从认知语言学的角度浅析纳丁/戈迪默 ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社 2018
花村嘉英 シナジーのメタファーの作り方−トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日语教学研究会上海分会論文集 2018  
花村嘉英 川端康成の「雪国」に見る執筆脳について-「無と創造」から「目的達成型の認知発達」へ 中国日语教学研究会上海分会論文集 華東理工大学出版社 2019 
花村嘉英 社会学の観点からマクロの文学を考察する−危機管理者としての作家について 中国日语教学研究会上海分会論文集 2020
花村嘉英 横光利一の「蝿」の執筆脳について ファンブログ 2020
藤本淳雄他 ドイツ文学史 東京大学出版会 1981
Franz Kafka Die Verwandlung Reclam 1984
Egon Schwarz Nachwort für die Verwandlung Reclam 1984

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える8

A 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能はA反応の過程である。 
B 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能はA反応の過程である。
C 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へ、人工知能は@適応である。
D 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3はA問題未解決から推論へ、人工知能はA反応の過程である。 
E 情報の認知1はBその他の反応、情報の認知2はA新情報、情報の認知3は@計画から問題解決へ、人工知能は@適応である。
   
結果
 言語の認知の出力「異化と人の最小価値」が情報の認知の入力となり、まず何かに反応する。次に、その反応が情報の認知で新情報となり、結局、この場面では、問題解決に至り、「異化と人の最小価値」が「適応と反応」からなる組みと相互に作用する。
 記憶については、A、B、Cが短期記憶、Dが作業記憶、Eが長期記憶になる。この場面では作者の記憶と感情が生まれるか否かという問題と相互に作用するため、カフカの執筆脳は、適応に特徴がある。

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える7

【連想分析2】

表3 情報の認知

A 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、情報の認知4 2
B 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、情報の認知4 2
C 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1、情報の認知4 1
D 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 2、情報の認知4 2
E 表2と同じ。情報の認知1 3、情報の認知2 2、情報の認知3 1、情報の認知4 1
分析例
(1)「変身」執筆時のカフカの脳の活動を「適応と反応」という組からなると考えている。彼の文体が常に彼の実存を反映し、空想やユーモアにも動機づけに真実があるためである。
(2)情報の認知1(感覚情報)感覚器官からの情報に注目することから、対象の捉え方が問題になる。また、記憶に基づく感情は、扁桃体と関係しているため、条件反射で無意識に素振りに出てしまう。このプロセルのカラムの特徴は、@ベースとプロファイル、Aグループ化、Bその他の反応である。
(3)情報の認知2(記憶と学習)外部からの情報を既存の知識構造へ組み込む。この新しい知識はスキーマと呼ばれ、既存の情報と共通する特徴を持っている。また、未知の情報はカテゴリー化されて、経験を通した学習につながる。このプロセルのカラムの特徴は、@旧情報、A新情報である。
(4)情報の認知3(計画、問題解決)受け取った情報は、計画を立てるプロセスでも役に立つ。その際、目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。しかし、獲得した情報が完全でない場合は、推論が必要になる。このプロセルのカラムの特徴は、@計画から問題解決へ、A問題未解決から推論へ、である。  
(5)人工知能1 執筆脳を「適応と反応の過程」としているため、母の半生と感情の表出が重要となり、そこに専門家としての調節が効力を発揮する。@記憶、A感情、Bその他

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える6

分析例
(1)ザムザがベッドに留まる場面。
(2)文法2 テンスとアスペクト、1は現在形、2は過去形、3は未来形、4は現在進行形、5は現在完了形、6は過去進行形、7は過去完了形。 
(3)意味1 1視覚、2聴覚、3味覚、4嗅覚、5触覚、意味2 喜怒哀楽、意味3 振舞いの1直示と2隠喩、意味4注意 1あり2なし。 

テキスト共生の公式
(1)言語の認知による購読脳の組み合わせを「異化と人の最小価値」にする。害虫に変身したザムザは、動いて頭が壊れると、不思議なことが起こると考え、ベッドに留まることにした。 
(2)文法1のテンスとアスペクトや意味2の五感には、一応ダイナミズムがある。また、連想分析1の各行の「異化と人の最小価値」を次のように特定する。
 
A異化と人の最小価値=テンスは過去形、触覚、哀、直示、注意あり。   
B異化と人の最小価値=テンスは過去形、触覚、哀、直示、注意なし。     
C異化と人の最小価値=テンスは過去形、触覚、喜、直示、注意あり。
D異化と人の最小価値=テンスは現在形、触覚、哀、直示、注意あり。
E異化と人の最小価値=テンスは過去形、触覚、哀、直示、注意あり。
 
結果 上記場面は、「異化と人の最小価値」という購読脳の条件を満たしている。

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える5

【連想分析1】

表2 言語の認知(文法と意味)

A Zuerst wollte er mit dem unteren Teil seines Körpers aus den Bett hinauskommen, aber dieser untere Teil, den er übrigens noch nicht gesehen hatte und von dem er sich auch keine rechte Vorstellung machen konnte, erwies sich als zu schwer beweglich; es ging so langsam;
文法2 2、意味1 5、意味2 3、意味3 1、意味4 1

B und als er schließlich, fast wild geworden,mit gesammelter Kraft, ohne Rücksicht sich vorwärtsstieß, hatte er die Richtung falsch gewählt, schlug an den unteren Bettpfosten heftig an, und der brennende Schmerz, den er empfand, belehrte ihn, daß gerade der untere Teil seines Körpers augenblicklich vielleicht der empfindlichste war. 文法2 2、意味1 5、意味2 3、意味3 1、意味4 2

C Er versuchte es daher, zuerst den Oberkörper aus dem Bett zu bekommen, und drehte vorsichtig den Kopf dem Bettrand zu. Dies gelang auch leicht, und trotz ihrer Breite und Schwere folgte schließlich die Körpermasse langsam der Wendung des Kopfes. 文法2 2、意味1 5、意味2 1、意味3 1、意味4 1

D Aber als er den Kopf endlich außerhalb des Betttes in der freien Luft hielt, bekam er Angst, weiter auf diese Weise vorzurücken, denn wenn er sich schließlich so fallen ließ, mußte geradezu ein Wunder geschehen, wenn der Kopf nicht verletzt werden sollte. 文法2 2、意味1 5、意味2 3、意味3 2、意味4 1

E Und die Besinnung durfte er gerade jetzt um keinen Preis verlieren; lieber wollte er im Bett bleiben.
 文法2 2、意味1 5、意味2 4、意味3 1、意味4 1

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える4

3 データベースの作成・分析

 データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法1から意味5)が構文や意味の解析データ、後半(医学情報から人工知能)が理系に寄せる生成のデータである。一応、L(受容と共生)を反映している。データベースの数字は、登場人物を動かしながら考えている。
 こうしたデータベースを作る場合、共生のカラムの設定が難しい。受容は、それぞれの言語ごとに構文と意味を解析し、何かの組を作ればよい。しかし、共生は、作家の知的財産に基づいた脳の活動が問題になるため、作家ごとにカラムが変わる。
 
【データベースの作成】
表1 「変身」のデータベースのカラム
項目名 内容     説明
文法1 態     能動、受動、使役。
文法2 時制、相  現在、過去、未来、進行形、完了形。
文法3 様相    可能、推量、義務、必然。
意味1 五感    視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
意味2 喜怒哀楽  喜怒哀楽と記事なし。 
意味3 振舞い  ジェスチャー、身振り。直示と隠喩を考える。
意味4 注意    あり、なし
医学情報 病跡学 受容と共生の共有点。構文や意味の解析から得た組「異化と人の最小価値」と病跡学でリンクを張るためにメディカル情報を入れる
記憶  短期、作業記憶、長期(陳述と非陳述) 作品から読み取れる記憶を拾う。長期記憶は陳述と非陳述に分類される。
情報の認知1 感覚情報の捉え方 感覚器官からの情報に注目するため、対象の捉え方が問題になる。例えば、ベースとプロファイルやグループ化またはその他の反応。
情報の認知2 記憶と学習 外部からの情報を既存の知識構造に組み込む。その際、未知の情報は、学習につながるためカテゴリー化する。記憶の型として、短期、作業記憶、長期を考える。
情報の認知3 計画、問題解決、推論 受け取った情報は、計画を立てるときにも役に立つ。目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。獲得した情報が完全でない場合、推論が必要になる。
人工知能 適合と反応の過程 エキスパートシステム 生物が環境に適合するように、自己の形態や修正を変化させる。刺激の基づく運動のプロセス。

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より

フランツ・カフカの「変身」で執筆脳を考える3

 「変身」の文体は、冷静な報告調に見る衝撃(佐藤1979)とか存在の不安を怪奇な姿形で表したもの(藤本他1981)ともいわれ、構文的には接続法の使用が多い。これは、前日まで家族のメンバーであったグレゴール・ザムザが虫の目になって家族の様子を語っていることもある。つまり、現実から内容が少しずれているためである。
 例えば、Er hätte Arme und Hände gebraucht, um sich aufzurichten; statt dessen aber hatte er nur die vielen Beinchen, die ununterbrochen in der vershciedensten Bewegung waren und die er überdies nicht beherschen konnte.
 この文のhätteは、通常であればザムザが起き上がるために腕や手を用いるという仮定の意味があり、害虫に変身した今となっては、細かく動き支配できない多くの小さな足がその代わりをすることになる。なお虫の目からの社会観察は、日本語では横光利一の「蝿」が有名である。
 Egon Schwarz(1984)は、害虫に変わった瞬間に存在の問題が発生していると説く。カフカの場合、人間の存在について証言するという目的がある。選択された動物の特徴や機能に依存しながら、動物寓話の習慣、メールヒェンの伝統、口悪い風刺の作用といった文学上の関係が作られる。人間の最小価値を信号で知らせるためもあろう。
 そこには日常見慣れた表現形式によそよそしさを加えて異様なものを作り、内容をさらに理解させるための工夫がある。これは、異化効果と呼ばれ、登場人物の振舞いが歪みの法則により捉えられる。
 この小論では、「変身」についての購読脳は、「異化と人の最小価値」とし、執筆脳を「適応と反応」にする。また、自己の心的構造に適合するように外界の状況を適合させる同化に対し、自己を外界の状況に適合するように変化させる異化効果によるシナジーのメタファーは、「カフカと適応」にする。

花村嘉英(2020)「フランツ・カフカの『変身』の執筆脳について」より
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プロフィール
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花村嘉英
花村嘉英(はなむら よしひさ) 1961年生まれ、立教大学大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ語学専攻)在学中に渡独。 1989年からドイツ・チュービンゲン大学に留学し、同大大学院新文献学部博士課程でドイツ語学・言語学(意味論)を専攻。帰国後、技術文(ドイツ語、英語)の機械翻訳に従事する。 2009年より中国の大学で日本語を教える傍ら、比較言語学(ドイツ語、英語、中国語、日本語)、文体論、シナジー論、翻訳学の研究を進める。テーマは、データベースを作成するテキスト共生に基づいたマクロの文学分析である。 著書に「計算文学入門−Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか?」(新風舎:出版証明書付)、「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品−魯迅をシナジーで読む」(華東理工大学出版社)、「日本語教育のためのプログラム−中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで(日语教育计划书−面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用)」南京東南大学出版社、「从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默-ナディン・ゴーディマと意欲」華東理工大学出版社、「計算文学入門(改訂版)−シナジーのメタファーの原点を探る」(V2ソリューション)、「小説をシナジーで読む 魯迅から莫言へーシナジーのメタファーのために」(V2ソリューション)がある。 論文には「論理文法の基礎−主要部駆動句構造文法のドイツ語への適用」、「人文科学から見た技術文の翻訳技法」、「サピアの『言語』と魯迅の『阿Q正伝』−魯迅とカオス」などがある。 学術関連表彰 栄誉証書 文献学 南京農業大学(2017年)、大連外国語大学(2017年)
プロフィール