今日のワインは、山形県南陽市の酒井ワイナリー、緑啄木鳥(あおげら)、2023年のヴィンテージです。
ふりがなが振ってないと読めません(笑
http://www.sakai-winery.jp/
http://www.sakai-winery.jp/wine3/05_aogera.htm
さっそくワイナリーの説明をコピペしますと、
寒河江の安孫子さんのピノグリをステンレスタンクで仕込みました。
輝きのあるイエロー。シュールリーに由来する酵母の香りとハーブ、青リンゴ、白い花など爽やかなフレーバー。味わいにも青リンゴ様の酸味があり、一方でピノグリらしいまろやかな口当たりも特徴です。キュッと冷やしてお楽しみください。
とのことです。
色は、澄んだレモンイエロー。
香りは、控えめな果実香。
味は、ひとくち含んで感じるのは強い酸味と、中程度のタンニン。ただ、その後には、濃厚なとろみが来ます。うまく説明できないのですが、十分に熟成した桃の感じ。酸味もわずかにあって舌がピリピリするようなぎりぎりの桃の感じです。
タンニンが強いので、ぐびぐび飲むような感じではなくて、食事が進む感じ。
インターネットで調べると、他のヴィンテージは、硫黄香を感じる、というコメントもありますが、2023年はそんな感じはありませんでした。
(そして、かつてのヴィンテージは、もう手に入らない、というのもワインの面白いところですね)
その熟成の進んだ果実を食べているような感じは初体験だったので、
いままでに飲んだことのない感じだな、というのが率直な感想で、
だからといって、嫌では無くて、もっといろいろと楽しみたいな、
と好奇心をくすぐられるような感じでした。