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2020年09月28日

ワイナリーの立ち上げ

最近、新しい若いワイナリーが増えているなあ、と思ったので、
ワイナリーの立ち上げについて調べてみました。





ワイナリーの定義は、ワインの醸造所ということなのですが、ここでは、ざっくりと、
1)ぶどうを育てる
2)ワインを作る
の両方について調べてみました。





ワイナリーをつくるのに、最も大きなハードルになりそうなのは、やはり資金面でしょうか?

ぶどうをつくるためには、
1)ぶどう畑となる土地を探して、
2)ぶどう畑を整備して、
3)ぶどうの苗を植えてぶどうを育てて、
4)収穫をする

というプロセスが必要になり、時間と人手が必要になります。
人手がかかるということは資金が必要であり、
時間がかかるということは、その間、収益がないということになります。





そして、ワインをつくるためには、
5)醸造のための機械を購入し、
6)ワインをつくり
7)瓶に詰めて
8)出荷をして
ようやく、収入が発生することになります。

ぶどうが育つのに3年間、ワインの醸造に2年として、
ここまでにかかる時間は5年間、
費用は、土地の値段、5年間の人件費、機械の費用、そしてそれらのための施設・建物などが必要になります。
土地にかかるお金以外で1億円かかるという話もあります。





さらに、意外なところにハードルがあります。
それは、果実酒の製造の免許の取得です。

果実酒の製造の免許は、1年間で6,000リットルの醸造が必要になります。
6,000リットルとなると、750ccの瓶で8000本。
これは少ない量ではありません。

なんで、自分でワインを造らないでぶどうを売るのだろうか、とか、
なぜ、自分で育てたぶどう以外のぶどうを購入してワインを作っているのだろう?
とか、思っていたのですが、
もしかすると、このハードルが厳しいのかもしれません。

しかし、醸造所の場所が、ワイン特区に指定されていれば、このハードルが年間2,000リットルになります。そうなると約3,000本で一気にハードルが低くなります。

どこでワイナリーを開設するか、あるいは、市区町村に協力をお願いして特区を取得してもらうか、そういう政治的な判断も必要になるのですね。



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