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2020年10月03日

よいぶどう畑とは

良いワインは、良いぶどうから、
良いぶどうは、良いぶどう畑から・・・
ということで、今回は、良いぶどう畑の条件について調べてみました。





良いぶどう畑の条件として、まずわかりやすいのは、

1)日照時間が多いこと=雨が少ないこと

ですね。
たくさん太陽の光を浴びて、たくさん光合成をして、たくさん栄養を持つことがよいのは分かりますね。

これと関連して、
1.1)南斜面

ということも言われます。同じ敷地でも南斜面のほうが、日光が当たりやすいからですね。





そして、
2)一日における寒暖差が大きいこと

もよく言われます。
ぶどうは、日中は光合成をして栄養を蓄えますが、
夜は、呼吸をして、栄養を使ってしまいます。
なので、太陽の当たらない夜が寒ければ、呼吸量が減るので栄養も減らないというわけです。
そういう意味で、海から遠い高原地帯の山梨や長野、そして、もともと気温の低い北海道が良いということになります。





あとよく言われるのは、
3)水はけの良い土壌

でしょうか?
土の中の水分量が少なければ、ぶどうの木が頑張って深く根を張るので、より土中の栄養を取りやすいということみたいです。
言われてみれば、フルーツ王国の山梨は、甲府盆地の扇状地。
水はけの良い土地ですね。





あとは、土壌の質のようなものも言われますが、
その土壌ごとの味わいもあると思いますので、
必ずしも、良い土壌も悪い土壌もないのかなあ・・・とは思います。

こういうのをテロワールというのか分かりませんが、
最近は、ワイナリーごとの個性も尊重される時代ですから、
その土地、風土にあったぶどうの品種を育てるのが良いのかなあ・・・
と思います。
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