2015年12月30日
不倫でも浮気でもないニュータイプな恋愛ポリアモリーとは
「一人の人を一途に愛し、最期まで添い遂げる。」
世間ではこれこそが美しい愛の形のはず!
しかし、自然界には一夫一妻制の動物はあまりいませんし、
人間も、太古の昔から複数人と関係を築いてきた...という歴史があります。
近年、浮気や不倫とは違う、新たな形の性愛関係が提言されています。
それは「ポリアモリー」というもの。
《「ポリアモリー(polyamory)」とは》
ギリシア語の「複数」(poly)とラテン語の「愛」(amor)
に由来するアメリカで造られた造語です。
つまり、複数人と同時期に恋愛関係があり、
それをみんなが合意しているライフスタイル...
とでも言いましょうか...
確かに、この関係に関わる人たちが皆納得しているのであれば
やれ、浮気だ何だとモメることはなさそうですね。
《浮気・不倫との違い》
ポリアモリーとは
1.関係性を隠さず、全員がすべての関係に合意している
浮気や不倫は、パートナーに嘘をつき隠し事をしながら
寂しさや性欲を満たすために別の人と関係を築いてしまうことから、
多かれ少なかれ罪悪感を背負ってしまいますが、
「ポリアモリー」の場合はすべて合意の元で築かれた関係性なので、
そんなことはありません。
2.順位をつけず、すべての人を誠実に愛している
一般的に浮気や不倫は本命がいる前提で、その他に、
コソコソと付き合う別人がいるという関係性で成り立っています。
正規のパートナーだけでは満たされない欲望...
しかし「ポリアモリー」の人々の間では優劣がなく、
どの人に対しても満遍なく愛を注ぐようです。
《性の多様性》
近年、レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーを略した
LGBTという言葉をよく耳にするようになりましたが、
「ポリアモリー」もまた、そんな多様化する世の中の
性の在り方を改めて感じさせてくれる事象の一つです。
《愛と幸せ》
私個人的には、一夫一妻制の元で幸せになれることが一番だと思います。
しかしながら結婚は単なる契約に過ぎず 、
一生涯の愛を保証するものではないことも事実です。
だからこそ、浮気や不倫が発生するのです。
そう考えると、誰にも隠し事なく皆で幸せを共有しようとする
「ポリアモリー」の思想は新しくていいのかもしれません。
《ポリアモリーの代償》
とはいえ、「ポリアモリー」は誰を愛しても良いという自由
と引き換えに、自分の中に渦巻くかもしれない嫉妬や憎悪など
負の感情を上手くコントロールしなければなりません。
《結論》
ここで学ぶべきは、「嫉妬や憎悪は相手に愛を求める
からこそ生まれる負の感情」だということ。
これからの時代、相手に永遠の愛を乞うよりも、その時々で
愛を自由に表現していける人こそが、幸せになれるのかもしれませんね。
☆☆☆☆☆☆☆☆
え〜〜〜話は変わり、最近ある人からこんな質問をいただきました。
「付き合って2年になる彼がいるのですが、最近は彼をデートに
誘っても断られることが増えました。どうやら浮気をしている
気配があります。彼は私と別れたがっているような感じがしますが、
私は彼と結婚を考えており絶対に別れたくありません。もう一度
私の方に気持ちを向かせる良い方法があったら教えてほしいです。」
皆さんは、この人にどのようなアドバイスをしてあげたいですか?
私はこう思います。
「今、彼の気持ちは別の女性に移り始めているようです。
彼の方から別れ話が出てくるかもしれません。この時、
「別れたくない」の一点張りで貫き通すことや、相手の浮気を
責めることは逆効果となりやすいです。気持ちが冷めてきた彼に対して、
このようなセリフは重荷以外の何ものでもありません。
余計に反発する気持ちが芽生えてきます。」
残念ながら、
相手から別れ話が出た場合、主導権は相手にあります。
ではどうするのがベターなのか?
それは、一度だけはっきりと「私はあなたが大好き。でも、
あなたがどうしても別れたいと言うのなら別れましょう。」
と言ってやりましょう!
恋愛はシーソーゲームのようなものです。人は追えば
逃げたくなるし、逃げられると追いたくなります。
この心理を使って勝負しましょう。これでもダメなら、
潔く諦めるしかありません。
相手が「えっ、ちょっと待って...」となれば、
今度は主導権がこちら側に来るので策を施せます。
別れ話をしていたにも関わらず、あなたを引き留めたくなる衝動が
芽生えるでしょうし、仮にそのまま別れたとしてもあなたへの
強い思いが心のどこかに必ず残ります。
好きな人に、自分から「別れよう」と伝えるのは勇気のいることです。
しかし、切り返し方ひとつで大好きな彼との未来を変えることができるのもまた事実です。
駆け引き論を講釈するつもりはありませんが、「決断」は感情に流される
よりも心理学を理解して行う方が結果を伴いやすいものなんですよ(^-^)
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