2015年09月21日
シルバーシート、シルバー世代の「シルバー(silver)」って、和製英語?
日本は、シルバーウィーク真っ只中ですね。
ところで、この「シルバー」という言葉。
ゴールデンウィークに対する、秋の大型連休ってことで、
シルバーウィークと呼ばれるようになったようですね。
私はむしろ、「敬老の日」を含んでいるから、
「シルバー」なのか・・・? と思ってました。
日本では、
「シルバーシート」
「シルバー世代」
のように、「高齢者」という意味合いがありますよね。
高齢者やお年寄りの方を「シルバー」と呼ぶようになった、
その由来は、一体どこから来るんでしょうか?
さっそく、職場のアメリカ人の同僚にきいてみました。
「アメリカには、日本のような『敬老の日』はないけど、
silverという言葉自体に、『老人』を連想する意味はあるよ」とのこと。
(注: 実は、アメリカにも「敬老の日」に相当する日はあるのですが・・・
私の同僚はたまたま知らなかったようです・・・)
たとえば、
silver hair 「白髪」(*gray hair とも言う)
どうやら、日本で使っている「シルバー」という語は、
老人の「白髪」から来ているようですね。
ほかにも、ちょっとマニアックですが、
以下のような表現もあります。
*silver surfer 「インターネット利用頻度の高い高齢者」
(英語の定義:a senior citizen who uses the Internet)
*silver fox 「白髪まじりの魅力的な年配男性」
(英語の定義: an attractive older man that has gray hair and is often desired by younger women)
"...often desired by younger women"ってことは、
単なる白髪な年配男性じゃダメってことですね。
白髪まじりでも、
ハリソンフォードのような、ダンディーでセクシーなおじさま限定。
いわゆる、「ロマンスグレー」や
「あしながおじさん」(Daddy-Long-Legs)のようなイメージの年配男性。
つまり、
あぶらギッシュな、メタボおやじじゃダメってことです・・・笑
ちなみに、
以下の表現は、和製英語になるので注意が必要です。
*シルバーエイジ(silver age)・・・「高齢者世代」の意
⇒ 正しくは、old age
*シルバーカー(silver car)・・・「高齢者用手押し車」の意
⇒ 正しくは、walker for an aged person
*シルバースマイルポット(silver smile pot)
これは、ソーシャルゲーム「魔王使いと黒猫のウィズ」の
シルバーウイーク限定キャンペーンのようです。
今後、高齢者がどんどん増えていく日本では、
このような「シルバー」にまつわる造語が
これからも増えていくことでしょう。
最後に・・・
実はアメリカにも、
「敬老の日」があることにはあります。
⇒ National Senior Citizens Day
毎年8月21日なのですが、
日本のような国民の祝日ではないようです。
*National Senior Citizens Day is an observance and not a public holiday in the US.
「アメリカの老人の日は、一行事であって、一般の祝祭日ではありません。」
日本の「敬老の日」と同様、
「高齢者のこれまでの社会貢献に感謝し、高齢者を敬う」というのが
コンセプトです。
一方、上述のとおり祝祭日ではないため、
アメリカで市販されているカレンダーにも記述がないものが多く、
私のアメリカ人の同僚も知らなかったようです。
ちなみに、「敬老の日」は、英語では
Respect for the Aged Day
これに、"It is a national holiday in Japan." (日本では国民の祝日です。)
・・と付け加えれば、短い説明としては十分かと思います。
英語の silver は、「白髪」という意味もある一方、
日本語のシルバーのように「老人」「高齢者」という意味合いはない。
ここは、しっかりと理解しておきたいですね。
ところで、この「シルバー」という言葉。
ゴールデンウィークに対する、秋の大型連休ってことで、
シルバーウィークと呼ばれるようになったようですね。
私はむしろ、「敬老の日」を含んでいるから、
「シルバー」なのか・・・? と思ってました。
日本では、
「シルバーシート」
「シルバー世代」
のように、「高齢者」という意味合いがありますよね。
高齢者やお年寄りの方を「シルバー」と呼ぶようになった、
その由来は、一体どこから来るんでしょうか?
さっそく、職場のアメリカ人の同僚にきいてみました。
「アメリカには、日本のような『敬老の日』はないけど、
silverという言葉自体に、『老人』を連想する意味はあるよ」とのこと。
(注: 実は、アメリカにも「敬老の日」に相当する日はあるのですが・・・
私の同僚はたまたま知らなかったようです・・・)
たとえば、
silver hair 「白髪」(*gray hair とも言う)
どうやら、日本で使っている「シルバー」という語は、
老人の「白髪」から来ているようですね。
ほかにも、ちょっとマニアックですが、
以下のような表現もあります。
*silver surfer 「インターネット利用頻度の高い高齢者」
(英語の定義:a senior citizen who uses the Internet)
*silver fox 「白髪まじりの魅力的な年配男性」
(英語の定義: an attractive older man that has gray hair and is often desired by younger women)
"...often desired by younger women"ってことは、
単なる白髪な年配男性じゃダメってことですね。
白髪まじりでも、
ハリソンフォードのような、ダンディーでセクシーなおじさま限定。
いわゆる、「ロマンスグレー」や
「あしながおじさん」(Daddy-Long-Legs)のようなイメージの年配男性。
つまり、
あぶらギッシュな、メタボおやじじゃダメってことです・・・笑
ちなみに、
以下の表現は、和製英語になるので注意が必要です。
*シルバーエイジ(silver age)・・・「高齢者世代」の意
⇒ 正しくは、old age
*シルバーカー(silver car)・・・「高齢者用手押し車」の意
⇒ 正しくは、walker for an aged person
*シルバースマイルポット(silver smile pot)
これは、ソーシャルゲーム「魔王使いと黒猫のウィズ」の
シルバーウイーク限定キャンペーンのようです。
今後、高齢者がどんどん増えていく日本では、
このような「シルバー」にまつわる造語が
これからも増えていくことでしょう。
最後に・・・
実はアメリカにも、
「敬老の日」があることにはあります。
⇒ National Senior Citizens Day
毎年8月21日なのですが、
日本のような国民の祝日ではないようです。
*National Senior Citizens Day is an observance and not a public holiday in the US.
「アメリカの老人の日は、一行事であって、一般の祝祭日ではありません。」
日本の「敬老の日」と同様、
「高齢者のこれまでの社会貢献に感謝し、高齢者を敬う」というのが
コンセプトです。
一方、上述のとおり祝祭日ではないため、
アメリカで市販されているカレンダーにも記述がないものが多く、
私のアメリカ人の同僚も知らなかったようです。
ちなみに、「敬老の日」は、英語では
Respect for the Aged Day
これに、"It is a national holiday in Japan." (日本では国民の祝日です。)
・・と付け加えれば、短い説明としては十分かと思います。
英語の silver は、「白髪」という意味もある一方、
日本語のシルバーのように「老人」「高齢者」という意味合いはない。
ここは、しっかりと理解しておきたいですね。
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投稿者:TAT|04:03|Vocabulary
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