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lapi
関東生まれ、その後中国に学生生活を過ごし、現在は都内の大学院に所属しています。 日中バイリンガル、TOIEC940点。 2017年10月に外資系コンサルティングファームに就職予定。 プロフィール画像はいらすとやから拝借。 メールアドレス:lapi_blogあっとyahoo.co.jp(あっとをアットマークに変換してください)
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2017年06月04日

就活初期のことを書いてみる その4 政府系金融について

就活初期のことを書いてみる その1 見てきた業界とその印象
就活初期のことを書いてみる その2 銀行業界について
↑の続きです。

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政府系金融機関とは、国が何かを成し遂げたいときに資金を融通する機関のことです。
私は就活時日本政策投資銀行、国際協力銀行を見てきました。

まず政府系金融機関全体として、
1. 国にとって重要な仕事をすることができる
2. 長期的な視点で仕事をする
3. 転職しやすい

という印象を持ちました。
それぞれ解説していきたいと思います:

1. 国にとって重要な仕事をすることができる
言わずもがな、政府系金融機関とは民間の銀行が貸付にくいプロジェクトと額を供給できます。
そのプロジェクトとは例えば電気自動車の充電所の普及、某辺境国でのプラント建設などがあげられ、これらのプロジェクトは受注が決まれば即新聞に載るレベルです。
このやりがいはほかの機関ではなかなか経験することができないでしょう。
また、国際協力銀行では数々の国の政府関係者と協働する機会がありますので、他とは違った人脈を築けるのも魅力的です。

2. 長期的な視点で仕事をする
銀行は多くて五年くらいの短期的な貸し付けが主ですが、政府系金融機関では長期的にメリットになるかどうかを判断して投資します。
ただ目先の利益を追うのではなく、長期的な利益も考慮するスキルを身に着けることは、ほかの民間企業ではなかなか養えないスキルだと思います。

3. 転職しやすい
以上のことから、政府系金融機関で働いているとほかには得にくいスキルと人脈を手に入れることができ、これはどの企業も欲している人材になります。
実際私の先輩で、日本政策投資銀行に10年間勤務した後、マッキンゼーでマネージャーをやっている方もいます。
コンサルティングファーム、プライベートファンドの役員一覧でも、政府系金融機関出身の方も何名か見受けられます。
ファーストキャリアとしてはとても良い選択でしょう。

しかし私はこの業界を志望しませんでした。なぜなら、

私は外国籍で、政府系金融機関では未だに外国人がいないからです。

初めての外国人として政府系金融機関で成果を上げるのも良いのかもしれませんが、私はリスクのほうが気になりました。一人だけ外国人がいると浮いてしまうのではないかと不安になったのです。
正直、業務内容にはとても興味を引いて、国際協力銀行のすべての就活イベントにも参加しましたが、じっくり考えた後選考を断念しました。
もし私が日本国籍であればファーストキャリアは政府系金融機関だったかもしれません。

次回は就活中期、コンサルティングファームの志望に至った経緯を書いてみようかなと思います。





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posted by lapi at 13:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 就活
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