2009年12月07日
キーマン 中村俊輔
今日、ヤホーのニュースで見たのだが、
何でも2010ワールドカップの日本のキーマンは中村俊輔だとBBCがWEBで報じたそうだ。
もちろん俊輔がキーマンなのは間違いないが、
BBCは、昨年までスコットランドリーグでプレイしていた俊輔しか知らないのではないか?と思う。
BBC(イギリス)の日本サッカーに対する興味なんてそんなものだ。
しかし、現在の日本代表チームおいて、特定の誰かが「キーマン」というのはあり得ない。
日本は束になってかかって行くしか手立てがないからだ。
俊輔が頑張れば、遠藤が働きやすくなり、遠藤が働けば、長谷部が、、、長谷部が働けば、、、
とこれを90数分間やり続けるしかないのは、今の日本の状況である。
と言っても、今大会を悲観してこう書いているのではない。
まだまだ形にはないっていないが、目指しているやり方が、うっすらと見えているのも確か。
あと半年で、どこまで自分たちの形に出来るのか?
もっと具体的に言えば、早いグラウンダーのパスをどれだけ精度良く入れられるのか?
また、中では、岡崎と森本がどれだけ連動出来るのか?と言う事になるだろう。
更には、ディフェンス面でももっともっともっともっと安定する必要がある。
攻撃陣と違って、DFの主戦場はJリーグ。
普段とは、ヴァイタルエリアの広さが違う事をもっと理解し、
早く、また確実な対応をしなければ、結局は大量失点をして負けてしまう事になる。
#まぁCB陣もワールドクラスの舞台が初めてという訳でもないし、
#もっとシッカリしろって話だが。。。
さて、話は俊輔に戻るが、
今日もこのブログは俊輔のスペインリーグでの試合を見ながら書いている。
前にも書いたが、俊輔は本当に酷いチームを選んでしまった。
BBCに日本のキーマンとして指名された本人は、
まともにパスも繋げないし、また繋ごうともしないチームで、
また全く無策な監督のもとで、このワールドカップ前の大事な時期を過ごしているのだ。
そう言えば、このエスパニョールの試合を見ていて、
チームで1だけ輝く様な活躍を毎試合コンスタントに続けている男がいる。
GKのカメニだ。
反射神経が抜群で、反応速度も対応速度も非常に速い。
身体能力も半端ではない。
今季見た数試合だけでも、すでにスーパーセーブを何度も見せている。
俊輔が腐っていっているこのディフェンスの弱いチームで、
ますます磨かれていくGK。
このGKカメニは、日本がワールドカップで初戦で対峙する事になった、
カメルーンのGKである事は、なんとも皮肉な事実に思えて仕方がない。。。。
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