クルマの雑学

水害車の定義は？

水害車とは、災害などでクルマが水没したクルマですが、何もクルマ全体が水没したクルマだけではありません。ただし、保険会社と買取業者では水没の考え方が異なります。

保険会社が水害車と決める場合は、エンジンすべてが水没した場合や、ダッシュボードまで水没した場合に水害車としています。しかし、買取業者の場合は、水没した位置がくっきりと残っている場合や、クルマの3分の１程度水没したクルマを水害車としており、はっきりとした定義はありません。

水害にあったら

クルマが水害にあい、車内まで水の侵入があった場合は、乗り続けるのは危険です。というのも、最近のクルマは車内のいたるところに電子機器や配線が張り巡らされています。これらが水没した場合、たとえその後エンジンがかかり動いても、時間の経過で不具合が発生することが考えられます。

そこで、水害にあったら買取店に売却しましょう。買取店では、水害にあつたクルマも査定して買取します。とくに走行に支障がなければ、水害でも買取します。ただし、通常より査定額は低いでしょう。《車買取》最大10社無料一括査定

そこで、中古車買取であまり良い金額が得られない場合は、事故車買取業者にも相談してみましょう。事故車買取であれば動かない水害車も買取します。

水害車を売るときの注意

水害車の程度によっては動くことも多いでしょう。そして、見た目水害と分からない場合もあります。そして、クルマを綺麗に洗車してしまえば、水害の跡を消し去ることも可能です。

しかし、水害は思いもよらないところに水分が侵入していて、後から不具合を発生させます。そのため、隠していても電子機器が満載の最近のクルマは、遅かれ早かれ不具合が起きますから、黙って買取されても後からクレーム対象になる恐れが高いでしょう。

そこで、水害を包み隠さず買取時に伝えるようにします。もし隠していると、告知義務違反に問われて、損害賠償請求されても文句が言えません。


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