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2018年05月21日

『名短篇、ここにあり』 北村薫・宮部みゆき編

こんにちは。
くり子です。

今日の本は12人の作家による短篇集、『名短篇、ここにあり』です。

名短篇、ここにあり (ちくま文庫) [ 北村薫 ]

価格:820円
(2018/5/21 16:53時点)
感想(12件)




冷蔵庫の製氷室の霜取りをする「冷たい仕事」では、祖父母宅の冷蔵庫を思い出した。最近の冷蔵庫は性能が良から霜が付くことが無いと思うので、若い人には分からないだろうな〜。
サラリーマンの切ない「隠し芸の男」では、一昔前の(?)宴会を思い起こさせられた。昔の歓送迎会では隠し芸を余興にやっていたな〜。そしてくり子のOL時代の後半では、宴会や社員旅行をすることもなくなり、食事会をしたとしても、それぞれ好きな仲間とカラオケに行ったり食事だけで帰ったりするように変わったけれど・・・。
昔の作品なのに古臭く感じさせない「誤訳」が印象に残った。途中から結果は想像できるのだけど、現代でもありそうな話。

有名な大御所作家の短編集。
それぞれの作品のテイストが全く違っていて興味深い。
(?)という作品もあるけれど、短いので「とりあえず読んでみる」のも苦にならない。
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晴耕雨読を目指す女性。 最近すっかり「手ぬぐい・モンペ」に馴染んでしまったため、 危機感をおぼえ、モンペの下にジーンズ着用。 更に危ない人物になりつつある。
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