くり子です。
父が遺言書を準備しているとのこと。
母が亡くなった後くらいに、
「遺言書を書いたんだ〜見る?」と父が言い、封筒に入れて割り印までしていたものを開封し、中を見せてくれました。
内容は・・・
「病気になって手に負えなかったら病院・施設に入れてもらってもいいです。とか、
宗派は○○で**寺院で手続してください。とか、
財産の分けかた・・・とか」
「・・・おとうさん、一般的に遺言書っていうのは、亡くなってから開封するもんなのよ。施設に入れてくださいってここに書いたって手遅れじゃん・・・。しかもね、自筆証書遺言書が見つかったら、家庭裁判所での検認が必要で、それが済むまで開封できんのんよ。検認が終わるまで1か月以上かかるって聞くし・・・。この遺言書はだめよ。」
くり子も自分の遺言書を作成し始めています。
そのため、遺言書の書き方の本などを何冊か参考にして資料を集めていました。
そんなタイミングで、法務局に行く用事があり、その用事を終えたタイミングで係の人が『自筆証書遺言書保管制度の利用方法』の案内を渡してくれました。
「こんなこともやってます・・・。」と。
それで、担当部署に行き、資料をもらってきました。
くり子が一通り勉強し終わった書類を、父にも見せてあげました。
「遺言書を残すなら、この制度が便利と思うよ。何しろ、裁判所で手続しなくていいのが、面倒じゃなくて良いわ()。」
どうやら父も賛同してくれたようです。
・・・裁判所で手続しなければならないっていうのはなんだか腰が引けるというか、いやだったので、法務局にこの制度ができて良かったです。
さて、くり子も自分の遺言書については法務局のこの制度を利用しようと考えていたので、父が手続するときには法務局に同行して予習をしておきたいと思います。
一日3組しか受け付けていないそうなので、なかなか予約が取れないかもしれませんね。
タグ:父
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image