くり子です。
くり子の暮らした寮は3食付きでした。
全ては朝食に始まります。
6時半の起床で、朝食を摂りに食堂に向かいます。
その際、昼食用のお弁当箱(指定の物で全員同じもの。名前を書いたりステッカーを貼ったりして差別化をはかっている)と、夕食札(皆同じ札で名前を書いてある)を持参します。
昼食が要らない人は、お弁当箱を提出しないし、夕食が要らない人は夕食札を提出しない。
・・・つまり、朝食に出なければ、昼食も夕食も無い訳です。
朝食。
まずは食前のお祈りを皆で唱えてから食事を始めます。
お祈り当番(皆の先導をする)だと、必ず朝食に参加しなければなりません。
パンと牛乳とお湯と林檎が準備されています。
紅茶が飲みたい人は、持参するマグカップにティーパックを入れていくし、コーヒーが良い人は、インスタントコーヒーを入れていきます。
食堂でヤカンのお湯を注いで出来上がり。
朝食時間はほんの5〜10分くらいなので、リンゴなど食べている余裕はありません。
しかも丸ごとなので、切り分ける余裕はもっとありません。(因みに一人1/2個の割り当てです)
皆テーブルに置いたまま出ていきますが、くり子は必ずポッケに1〜2個のリンゴを入れて部屋に持ち帰っていました。
そして朝食後はすぐに当番による掃除が始まります。
朝の掃除当番にあたっていない人は、朝ごはんをサボって寝続ける人もいました。
くり子も朝の弱い同室者に、「私のお弁当箱と夕食札も出しておいて〜」と頼まれることもしばしば。
昼食。
朝の掃除が終わった後、食堂は施錠され、調理師さんたちが食事の準備を始められます。
昼前に皆のお弁当箱がテーブルに並べられ、食堂の鍵が開けられます。
並べられたお弁当箱から自分のものを見つけ出し、自室に持ち帰ります。
気が利く同室者だと、同室者のお弁当箱も一緒に部屋に持ち帰ってくれます。
食べ終えると、洗って翌朝食時に持参できるよう整えます。
夕食。
夕食時には、配膳当番がトレーに夕食札と配膳された夕食を並べてくれます。
自分の名前の札が置いてあるトレーを取ります。
夕食時間内ならば食堂で頂き、食器類は食堂のシンクに入れて自室に帰ります。
食器類は、食器洗い当番が洗うことになります。
夕食の時間に間に合わない場合は、同室者等に自室に持ち帰っておいてもらえるように頼んでおきます。
食器は洗ってから翌日食堂のシンクに返却します。
因みに夕食札を入れるカゴは、テーブルの上に出してあるので、翌日の夕食が要る人は、この時に出すこともできます。
ざっとこんな感じの食事風景です。
そんな訳で、くり子は大学のカフェテリアや学食を利用したことがありません。
それだけは残念だったような・・・。
タグ:寮生活
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