2011年04月01日
僕には君がいる
重い足どりで 街をぬけて
今日もひとり 家へと帰る
ドアを開ければ うす暗い部屋に
光がさす
楽しくない 日々から 抜けだせないこと
誰にでもあるだろう
何枚かの写真を 胸に思いおこして
窓を開けてみる
僕には君がいるんだと 思えば前に進めたんだ
その声は今でも 聞こえているよ うそじゃない
君が座っていた場所に 柔かい風が吹きぬける
時の流れが 身に沁みて 愛情を伝える
生きてゆけばいいんだと
雲のかかってる 夜空のような
何も見えない 明日が恐くなる
子どもの頃に戻りたいと
思って首を振る
ふたりなら 雨の日でも 傘がいらないこと
教えてくれた人に
流させてしまった 涙のしずくには
二度とさわれない
僕には君がいるからと 思って憶病にもなったんだ
イヤな予感を すべて消したかった なにもかも
いつかは誰もいなくなる だから余計に愛しい
それを忘れて 荒っぽく 時間を使い果たす
泣いてしまえばいいんだよ
愛されたいと誰もが願って
孤独に包まれてゆく 世界
愛することの歓びならば 誰にも侵されない
光り輝く礎になるだろう
僕には君がいるんだと 思えば毎日が輝いたんだ
なくしたくないものが あるからこそ 強くなれる
花びらが散ってしまっても 君からもらったものは
この心臓とならんで 脈を打って ささやく
生きてゆけばいいんだと
がんばれ、東北
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
posted by kumasaburou at 23:03| お気に入りの一曲