青クマ的生活

私がPCOSだと診断されたのは確かまだ21歳の頃。
学生の頃から不順だった整理が就職してからとうとう来なくなり、半年位止まってさすがにまずいと思って初めて婦人科に行った記憶がある。

当時は生理が来ないことは漠然と良く無いと思っていたけど、さほど深刻に捉えていなかったような気がする。

初めてのエコーでPCOS特有のネックレスサインが確認でき、ホルモン検査では、男性ホルモンの値(テストステロンだと思う)が通常の人より高い、典型的なPCOSだと診察された。

当時の私はBMIは20程度で美容体重以上、標準体重以下、という健康的な体重だった。
日本人ではBMIが低くてもPCOSの人が多いから、という説明をされた。

多毛じゃないか？と聞かれ、確かに毛深かった私は、多毛の原因がわかってスッキリした気がする。

「妊娠は希望しますか？」と聞かれた。

当時私は、新卒1年目で当時交際していた彼氏はまだ学生だった。
私も少しずつ仕事ができるようになって行くことが楽しくて、結婚は愚か、妊娠して子供を産み、母になるなんて全く考えていなかった。

「いずれは欲しいですけど、今は考えてません」
と答えたと思う。

そう答えると、
「卵はあるから妊娠は大丈夫。妊娠希望の時に排卵誘発すればいいから、今日は強制的に生理を起こす注射をしましょう。」
と言われ、注射を打って帰った。

こう言われて、私は自分が生理不順なのも気にしなくなり、PCOSでも妊娠できるんなら、むしろ生理の回数少ない方がいいや、とかなり楽観的に捉えてしまった。

その後も会社の定期健康診断の最後の問診で「多嚢胞性卵巣症候群と診断されて生理不順なんですけど・・・」と相談してみても、診察している医師の方は多嚢胞性卵巣症候群自体知らない様子で、何のアドバイスも危機感を与えてくれることすらなかった。

私はこの時のことを今になって後悔している。
PCOSの事をもっと自分で調べればよかった。
PCOSの人が不妊症になるケースが多いことをもっと早くに自覚していればよかった。
若い頃からPCOSに良い運動や栄養をきちんと摂ったり生活習慣見直せたのに、と思う。

「卵はあるから子供欲しくなったら排卵誘発してもらえばサクッとできる」
私は今の主人と32歳で結婚、すぐタイミング法を始めたが、タイミング法を始めた当初も「卵はあるからサクッとできるかな？」と思っていた。
なんてバカなんだろう。。。

PCOSには程度がある。
重度のPCOSの方は排卵誘発しても卵胞が育たず、排卵しないと聞く。
私の場合、卵胞が育たない周期も半年に1回位あるが、基本的にはフェマーラ+クロミッドでDAY20位で排卵まで行くことができる。
これだけでもきっと重度のPCOSの方から見れば恵まれているのかもしれない。

その逆で、PCOSでもサクッと排卵誘発してタイミング法で妊娠する方もいるだろう。
有名な方だと、釈由美子さんはPCOSだけど、タイミング法で自然妊娠だし、矢沢心さんは不妊治療5年かけて、体外受精、流産を乗り越えてやっと妊娠できたらしい。

これを読んでいるPCOSの方は、釈由美子さんだってサクッと妊娠できたしな、と楽観的捉えることなく、今すぐ情報収拾してできることを初めて欲しいと思う。

私も栄養補給、定期的な運動を心がけている。
大切なのはビタミンB、ビタミンD、鉄分、、、、その他にもレスベラトロール、コエンザイムQ10、カルニチン等、、、PCOSの症状が軽減されたという論文はいくつかある。

私はできることは全てやろうと考え、複数のサプリメントを飲んでいる。
しかし、サプリメントは複数種類を毎日飲むのは大変なので、バランスよく入っているものに足りない物を追加するのがいいと思う。

例えば、こういったもの。





では、足りない物をどうやって見極めるか？だが、、、、これは栄養学をきちんと勉強しないとなかなか難しいような。。。
私の場合は、「毛髪ミネラル検査」を受けて、足りない成分を検査した。

その結果、「コバルト」という成分が足りないという結果が出たので、ビタミンB12を摂ることにしている。
毛髪ミネラル検査は、Amazonでも買えて簡単にできるのでおすすめだと思う。

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飲んでいるサプリメント、毛髪ミネラル検査に関してはまた後日詳しく書きたいと思う。