2008年12月07日
アソコを切る会陰(えいん)切開術とは?
アソコを切る会陰(えいん)切開術とは?
分娩時に会陰の一部を切開して児の娩出を容易にし、
会陰深部や肛門におよぶ裂傷を防ぐ手術である。
会陰切開部位により正中切開、正中側切開、側切開の3種がある。
会陰切開には剪刀(せんとう)が用いられる。
会陰組織の伸展が不良な場合、過大な頭部や肩甲の通過により
会陰の過度な伸展が予測される場合、
胎児仮死などで児の娩出を急ぐ場合、
鉗子吸引遂娩術や骨盤位牽出術の場合などに行われる。
切開部位の縫合は腟壁縫合、皮下縫合、皮膚縫合よりなる。
会陰切開や縫合は麻酔なしで行うが、産婦は特に痛みは訴えない。
会陰切開の痛みよりも、出産の苦痛の方が強いからか、
出産中に多量にでるエンドルフィンの鎮痛作用によるのかは不明である。
いずれにしても、麻酔なしで、局所をザックリと切るのは、
見ている方が痛い気がする。
それにしても母は強い!
出産報告はがきの「アンビエンテ」