運動や食事制限をしなくても、
2008年09月29日
乳癌−増加とその原因とは？
乳癌−増加とその原因とは？
日本において、乳癌は近年増えつづけているという厚労省の統計がある。
まだ欧米の比ではないが、年々確実に増えている事は確かだ。
厚労省の「人口動態統計」をみても、日本で乳癌が増えているのは明らかだが、原因は何だろうか？
乳癌増加の背景には遺伝子や家族性といったことも勿論あるが、増加の最大の原因はライフスタイルの欧米化が関係していると言われている。
統計学的には、日常の食生活の変化（牛肉、乳製品、ファーストフードの摂取の増加）、初潮年齢の低下、初産年齢の高齢化、出産児数の減少といった体の変化が乳癌の発生率を増加させていると報告されている。
乳癌の発生率の高い欧米では近年、日本の昔ながらの粗食が大人気となっている。実際、カロリーを制限し、動物性タンパクと脂肪を制限した結果、乳癌の発生率は近年減少に転じたと報告されている。
こうしたことから乳癌にならないための食生活と日常生活を考えてみよう。
とくに女性は日本古来の精進料理を食べ、牛乳、卵を極力控え、
初潮年齢を上げ、若いうちに出産し（30歳位までには
出産したほうが良いという説もある）、
子供も多い（少なくとも3人以上？）ほうがよいという医学者もいる。
現実はグローバル化した、この社会においてはこうした事はほとんど不可能に近く、さらに逞しくなった現在の女性をみていると日本の乳癌の発生率は増加の一途をたどるのではではないかと心配だ。
乳癌は一度医師から自己検診法を教われば、誰でも早期発見が可能だ。
さらに、早期の乳癌なら、乳房温存手術も可能だ。
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