ソバカスとは？

漢字では「雀卵斑」と書き、”じゃくらんはん”と読む。

顔の中央を主として、まれに頸部、肩、背中、腕、
手背などの光にあたる、露出部に多く生じる。

直径数mmまでの小色素斑で、夏の日光照射で悪化し、
冬になると軽くなる。

5〜6歳頃より発症し、思春期頃にはっきりしてくる。

自覚症状は何もないし、ソバカスと明確に診断され、
美容的な点が気にならなければ、放置してよい。

”ソバカス”には遺伝素因があると言われている。

”ソバカス”は、一般的に、色白の人に多い。

メラノサイトという色素細胞の数は変わらないが、
ソバカスではこの細胞が大きく、メラニンという、
色素の合成が高まっている。

”ソバカス”は雀卵斑の俗称だ。

漢字はとても難しいので、医師でも、カルテなどには、
”そばかす”と書き、いちいち”雀卵斑”
という難字は書かないことが多い。

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