2022年07月21日
歴史134・アヘン戦争




アヘンとは、ケシの実から作られる麻薬です。
精神が興奮します。
長く用いると、身も心もおかしくなっていきます。
こんな恐ろしいものを、イギリスは清(しん)に密輸していたのです。
銀を得るために・・。
まるで、マフィアのような手口。
やがて、清の民衆も役人も軍人も、中毒になっていきます。
なんということでしょう。
戦争は5つの基本セットで覚えましょう。
①いつ
②きっかけ
③対戦相手
④結果
⑤その後
アヘン戦争に当てはめてみましょう。
①1840年(日本は江戸時代後期)
②清がアヘンを没収して、焼く事件が発生。イギリスから宣戦布告
③イギリス VS 清(中国)
④イギリス勝利
⑤1842年 南京(なんきん)条約を結ぶ
条約の内容は、1つだけ覚えておきましょう。
香港がイギリスの手に渡ります。
イギリス領となったのです。
1997年に、中国へ返還されました。
プチプチ情報
アヘン戦争が起きたとき、日本は江戸時代の後期。
幕府はオランダ船を通じて、アヘン戦争のことを知ります。
大国だと思っていた清が、
「え・・? イギリスに負けた?」
衝撃を受けます。
この出来事によって、1825年に出していた、異国船打払令(歴史119参照)を停止しています。
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