甲骨文字を用いていた殷という国は、紀元前1500年ごろ、黄河の流域に栄えていました。
その後、周が殷を滅ぼし、殷よりも支配の範囲を黄河のさらに下、長江(ちょうこう)流域にまで広げます。
そして、次は秦の始皇帝(しこうてい)が初めて中国を統一しますが、その前に、春秋・戦国時代と言われる時代をはさみます。
この時期に、『論語』で有名な孔子(こうし)が、儒教を広めています。
秦はわずか15年で滅び、次は漢が中国を統一します。
都は長安(ちょうあん)です。
他国のことなので、あまり関心はないかもしれませんが・・。
プチプチ情報
中国の世界遺産・万里の長城。
春秋・戦国時代に、北から来る遊牧民の侵入を防ぐためにつくられました。
その後、秦の始皇帝も、引き続き万里の長城をつくっていきます。
しかし、この建設や戦争などで民衆は苦しみ、始皇帝が死ぬと、あっという間に各地で反乱。
秦は15年で滅びるのです。
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