オーストラリアの農牧業は、2つだけ覚えておきましょう。
@牧羊(ぼくよう)
A小麦の栽培
羊は、雨の少ない中央低地などを中心にして、飼われています。
雨が少ないと、
「飲み水はどうするんだ?」
ということになりますが、大丈夫です。
井戸があります。
掘り抜き井戸といって、掘れば圧力で、勝手に水が出てきます。
ポンプいらずです。
羊毛の取れ高は、世界一です。
南半球にあるオーストラリアは、北半球と季節が逆になるので、小麦の収穫期も逆になります。
輸出に有利です。
讃岐(さぬき)うどんは、オーストラリア産だったりします。
ちなみに、スーパーマーケットの精肉コーナーをのぞいてみると、オージービーフと書かれた肉を見かけます。
マクドナルドのビーフパティは、オーストラリア産を使っています。
プチプチ情報
羊は毛が伸びるとバリカンで刈りますが、これがまた重労働です。
しかし、ツルッとむけます。
そういう技術を、オーストラリアと日本の企業・ヒゲタ醬油が開発しました。
羊の毛の成長を一瞬だけ止める薬を注射し、ネットを着せ、1か月後、毛が切れたところで、服を脱ぐようにネットをはずします。
すると、あ〜ら不思議。
あっという間に、毛刈り終了。
もちろん、羊に害はありません。
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