鎌倉文化の特徴は、“素朴で力強い文化”です。
武士が台頭してきたので、その気風が反映されています。
文学は3つおさえておきましょう。
①『平家物語』・・・戦乱を題材とした軍記物で、平清盛（たいらのきよもり）を中心に、平氏一門の繁栄と没落までをえがいています。琵琶法師（びわほうし）が、琵琶を弾きながら語っていました。
②『新古今和歌集』・・・藤原定家（ふじわらのていか）と、ほかの数名で編集したものです。
③『方丈記（ほうじょうき）』・・・作者、鴨長明（かものちょうめい）の随筆です。エッセーです。
プチプチ情報
『方丈記』の方丈とは何か。
丈は、昔、日本で使っていた長さの単位で、1丈は約3ｍです。
方丈は、約3ｍ四方になります。四畳半ほどの広さです。
鴨長明は、そんな場所で書いたので、『方丈記』と名づけました。
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