平安時代の文化を、国風文化といいます。
なぜ、国風と言われるようになったのか。
それは、日本の風土や生活に合った文化として、発達したからです。
奈良時代の天平(てんぴょう)文化は、唐(とう)の影響を受けた唐風の文化だったので、それに対し、国風と呼びます。
貴族の文化であり、藤原氏が摂関(せっかん)政治をしていたころに、最も栄えました。
平安時代の文化は、最低限4つだけ覚えておきましょう。
@かな文字の発明
A『古今和歌集』(こきんわかしゅう)・紀貫之(きのつらゆき) 編集
B『源氏物語』(げんじものがたり)・紫式部(むらさきしきぶ)
C『枕草子』(まくらのそうし)・清少納言(せいしょうなごん)
プチプチ情報
紫式部と清少納言は、同時代の人です。
藤原道長(ふじわらのみちなが)が、摂関政治をしていたころ、宮廷の女官をしていました。
ともに、地位があまり高くない貴族の娘です。
そして、2人の名はペンネームであって、実名はわかっていません。
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