中国の人口は世界一。
2017年に、14億人を突破しました。
しかし、2023年には、インドに首位を奪われてしまいました。
中国の人口を語るうえで欠かせないのが、一人っ子政策です。
人口増加が深刻になってきたので、1979年にこの政策は始まりました。
人口が多いと、食料不足などの問題が出てくるからです。
夫婦に子供は1人と決められ、違反すると罰金がありました。
当然、反発は出ます。
特に農村では、働き手が必要になるためです。跡継ぎは男子、という考え方もありました。
国際的にも、人権侵害として批判されました。
徐々に政策は緩和され、2016年には、2人目の子供を認めています。
プチプチ情報
着実に人口が増えている中国ですが、65歳以上の高齢者も、ここ10年間、増え続けています。
人口に占める比率が、13.5%になりました。
これが14%を超えると、「高齢社会」というのが国際基準。
中国も、もうすぐ仲間入り。
ちなみに日本は、2020年で28.7%。
余裕で、国際基準をクリア!
中国は少子高齢化を防ぐために、そのうち3人目の出産を認めるのか? と思っていたら、2021年に、3人目の出産もOKになりました。
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