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2020年02月14日

歴史39・藤原氏

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 藤原氏というのは、飛鳥時代、中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)とともに、大化の改新で活躍した中臣鎌足(なかとみのかまたり)が祖先です。

 藤原の姓を与えられ、中臣鎌足から藤原鎌足になっています。

 藤原氏一族は、奈良時代から力をつけてきますが、平安時代になり、さらにほかの貴族を押しのけつつ、勢力を伸ばしていきます。

 藤原道長(ふじわらのみちなが)と、その子・頼道(よりみち)のころが、最も勢いのある時期でした。

 平安時代の半ばごろです。

 朝廷の高い地位を独占。
 
 娘はみな、天皇のきさきにして、親戚関係を築いていきます。

 そして、孫を天皇にしていきました。

プチプチ情報

 紫式部は、藤原道長の娘の1人に仕えていて、その人のために『源氏物語』を書きました。

 54巻もある物語です。

 全部読んだことはありますか?

 私はほんの数ページで、挫折しました。

 とても長い作品なので、400字詰めの原稿用紙で換算すると、なんと24000枚にもなります。

 ということは、それだけの紙が必要。

 お金がいります。

 紫式部が、自腹を切ったのではありません。

 藤原道長がバックアップしました。

 『源氏物語』は、道長がいなければ、生まれなかったかもしれません。

 ちなみに道長は、主人公・光源氏のモデルの1人と言われています。

 資金面で支えてもらっていたのですから、それくらいは忖度しないといけないのかもしれませんね。

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コロ丸
塾講師・文筆業をしています。 塾では、小・中学生を教えています。イラストは素人なので、ヘタなのは勘弁してください。 『簡単中学歴史』、『勉強嫌いの勉強法』、『受験勉強の戦略』を電子書籍で出しています。
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