2014年10月09日
韓国の水道水は飲める?飲めない?
日本では水道水をそのまま飲む人も多いですが、韓国はどうでしょうか。韓国旅行でも気になる水道水事情について、韓国現地の情報も交えてお話しします。 |
1.韓国国内の認識は「水道水は飲めない」が多数
韓国の水道水は質的には飲用として問題がないそうなのですが、韓国国内での認識はそうではありません。2013年の水道水満足度調査(韓国)によると、日本では47%の人が水道水を直接飲むのに対し、韓国では5.4%の人しか水道水を飲んでいないそうです。
▲韓国の飲食店では浄水機能付きウォーターサーバをよく見かけます。
韓国では、水道水は一回沸騰させてから飲んだり、浄水機能付きのウォーターサーバを使うことが多いです。もちろん、水道水は飲まないでミネラルウォーターを飲む人もいます。
このような認識からでしょうか。韓国の宿泊施設には冷蔵庫に無料のミネラルウォーターが入っていることが多いです。
2.韓国のk-water(韓国水資源公社)の「健康な水道水キャンペーン」
▲韓国の大学生たちが水道水飲用のキャンペーンに参加し、水道水を配っています。
街で水道水を配り、試飲してもらったり、マンションの水道水の品質チェックサービスをしたりして、韓国内の意識改善を図っています。「水道水」という単語自体がネガティブなイメージを持っていると判断したからか、水道水と呼ばないで「ホームウォーター」という表現も使っています。
3.韓国の水道水は「飲める」水ですが…
韓国の水道水は、品質的な問題はありませんが、韓国国内ではそのまま飲む習慣があまりありません。
私の個人的な感想としては、韓国の水道水の残留塩素(カルキ)は日本より濃く、消毒のにおいが残っています。これが韓国の水道水飲用率の低さの原因ではないかと思います。塩素のにおい(カルキ)に敏感な方は気を付けたほうがいいでしょう。
タグ:韓国の今
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