宗教とは、「神仏などを信じて安らぎを得ようとする心のはたらき。また,神仏の教え。」とある。従って誰が何を信じようが「信じて安らぎを得られるのなら、何を信じても自由にすれば?」と言うのが基本だと思う。
亡き母は、「般若心経を唱えよ」とか「観音経を読経しろ」とか言ってたが、般若心経を唱えることで安らぎを得られるのであれば、それも宗教。観音経には「南無観世音菩薩と唱えよ」と書いているので、それで安らぎが得られるのであれば、それも宗教。他にもいろいろあると思うが。
ところが、世の中にはその宗教を他人に無理強いする輩がいる。自分も40年くらい前に「親鸞聖人・・云々」と言われて付きまとわれて嫌な思いをしたことがある。この様な行為は安らぎどころか不快な行為であるので宗教の布教の類ではない。(団体への勧誘か?)
2023年11月10日
2023年11月09日
宗教にのりこめない
お釈迦様が35歳で悟りを開いて80歳で亡くなるまでの45年間で、最初に説いたのが華厳経典群、2番目に阿含経典群、3番目が方等経典群、4番目がこの般若心経典群、5番目が法華経典群と涅槃経典群、続いて密教経典群と言われているそうだ。これらのお経に対し、「どのお経が正しい。」と言ったり、それを受け継いだ「聖人(とか上人)の言う事が正しい。」という風になって日本では多くの宗派があるのだと認識している。
しかし、自分はこの宗教の解明に残り少ない人生の多くの時間を費やすのは如何なものかと思う。お釈迦様が亡くなって600〜1000年の期間を経て各々まとめて漢訳されたお経をそれから更に1400年経って「お釈迦様は本当はこう言った。ああ言った。」と言ったところで判る筈がない。現在でも伝言ゲームは旨く伝わらないのに。各々の宗派が「このお経が正しい。あのお経は違う。」と言ってもお釈迦様が直接書面で残したわけではないし、事実がどうなのか判る訳ないと思う。
しかし、自分はこの宗教の解明に残り少ない人生の多くの時間を費やすのは如何なものかと思う。お釈迦様が亡くなって600〜1000年の期間を経て各々まとめて漢訳されたお経をそれから更に1400年経って「お釈迦様は本当はこう言った。ああ言った。」と言ったところで判る筈がない。現在でも伝言ゲームは旨く伝わらないのに。各々の宗派が「このお経が正しい。あのお経は違う。」と言ってもお釈迦様が直接書面で残したわけではないし、事実がどうなのか判る訳ないと思う。
2023年11月08日
仏教と一言でいっても
お釈迦様が亡くなったのが紀元前4世紀頃。お釈迦様が35歳で悟りを開き80歳で亡くなるまでの間の各々の時期に説いた教えを600年の期間を経てまとめたお経が数千あって、そのまた400年後に唐(現在の中国)の三蔵法師達がインドに行って幾つかのお経を写し、持って帰って漢訳した。
お釈迦様のお弟子さんが数千人いたそうなので、それぞれの時期のお弟子さんが伝えたお釈迦様の話が長い期間を経て経典にまとまって、またそれを翻訳したという壮大な話。1000年もかかってる。それから現代まで1400年。
仏教と一言で言っても、この2400年の間にいろんなお経や宗派があって般若心経はその一つという位置づけ。お釈迦様自身が悟りを開いてからの45年間で変わっていくだろうし(悟りを開くと変わらない?かは知らないけど)、それを聞いたお弟子さん達もそれぞれの環境で受けとめ方も違うかも知れないし、漢訳した時点でニュアンスのズレとかもあって、まあいろんな宗派があってもその様な気がする。
お釈迦様のお弟子さんが数千人いたそうなので、それぞれの時期のお弟子さんが伝えたお釈迦様の話が長い期間を経て経典にまとまって、またそれを翻訳したという壮大な話。1000年もかかってる。それから現代まで1400年。
仏教と一言で言っても、この2400年の間にいろんなお経や宗派があって般若心経はその一つという位置づけ。お釈迦様自身が悟りを開いてからの45年間で変わっていくだろうし(悟りを開くと変わらない?かは知らないけど)、それを聞いたお弟子さん達もそれぞれの環境で受けとめ方も違うかも知れないし、漢訳した時点でニュアンスのズレとかもあって、まあいろんな宗派があってもその様な気がする。
2023年11月07日
お経の意味
写経で書いてるお経は、自分の場合は般若心経。さすがに何枚か写経をしてるとその意味が気になる。調べてみると276文字のうち1/4がサンスクリッド語の音のアテ文字という。数千もあるお経をこの般若心経の276文字に集約したそうな。その意味は一言でいえば「執着すんな。」この世は幻だから。でも「今を大事にしろ。」幻が消えてしまう前に。と言ってるような感じ。有名な「色即是空空即是色」のフレーズ。そうすれば苦しみから解き放たれますよ。
私の場合、「無所得故菩提薩多」のところも好き。「得する所無きが故に悟りを開く」と言ってるのだと思うが、損得に囚われずに生きると欲にまみれた社会に対し少し達観した気がする。勿論(お金とか)必要な物は必要だが。
私の場合、「無所得故菩提薩多」のところも好き。「得する所無きが故に悟りを開く」と言ってるのだと思うが、損得に囚われずに生きると欲にまみれた社会に対し少し達観した気がする。勿論(お金とか)必要な物は必要だが。
2023年11月04日
写経の紙
写経で書いてる和紙は自分が大学生の時に買ったもの。100枚綴りを3冊で3,500円。もう40年以上も前のもの。現在3冊目を書いてるけどシミが紙に出ている。この3冊目を書き終えると次の紙を探さないといけない。B4サイズの和紙を文房具店に探してみたけど見当たらなかった。ネットで探してみるかホームセンターでも探してみるか。
2023年11月03日
写経といえば
写経といえば、自分は墨を擦ってB4サイズの和紙に写経をしている。亡き母から「悪い因縁を取り除いてくれるから」と勧められたのが最初。自分の持ってる手本は276文字あって1枚書くと約1時間かかる。墨にも拠るかもしれないが今使ってる墨では1枚当たり11滴の水で1滴当たり100往復擦る必要がある。和紙の下に敷いた手本を筆でなぞるだけだが、字が暴れたり、墨が薄かったりと自分の心の乱れを表現されている気もする。