写経って1枚書くのに1時間少々かかるが、この1時間を集中力を切らさずに書くのが修行の一つかもしれない。しかし、人生下り坂を進んでる自分としてはそんな事考えない。最近の自分のパターンは硯に水滴を3滴程垂らし、その水溜まりの中で1p位の振幅で墨を300往復位させて墨を擦る。この墨で5〜6行書ける。片づけはティッシュ1枚に水を含ませ筆の墨をぬぐって墨を抜く。そのティッシュを使って硯の墨を拭き取って終わり。概ねかかる時間は25分間位。修行のポイントは2つ、@この3滴を擦った墨を使って1字1字丁寧に書く。A墨が切れた終わりの見極めの思い切り。写経の枚数や文字の多さに固執せず、目の前の事に丁寧に対応する。という仏教の教えに向き合ってる。ってとこか。