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2020年12月20日

関数電卓:統計計算機能で加重平均

関数電卓で「統計計算機能」を使ってみる。
統計計算機能を利用して、加重平均を算出する。
なお、今回使用している電卓はシャープのEL-509T。

1.「統計データの入力」のモードにする

通常、電源を入れると「一般」モードとなっている。
これを「統計計算」のモード」に切替える。
次に統計の種類として「SD」(1変数統計計算)を選択する。
(統計計算にも:1次回帰、オイラー指数回帰計算などとあるが、
今回は「1変数統計計算」というモードとしている。)
以下のキー操作となる。

[MODE]→[1](統計)→[0](SD)

関数電卓_統計_01.jpeg
関数電卓_統計_02.jpeg


2.統計データの入力


表に数値入力、[=]、カーソルで数値を入力する。
関数電卓_統計_11.jpeg
関数電卓_統計_12.jpeg

なお、入力データから、普通に加重平均を計算してみると、以下になる。
関数電卓_統計_0.png


3.入力画面を切替える

表の入力画面から、計算入力の画面に切替える。以下のキーを押す。
[CHANGE]

関数電卓_統計_21.jpeg
なお、計算入力から表の入力画面に切替える際も、本キーを使用する。

4.統計の値の参照

下記で様々な値を見ることができる。
表示されていない行についてはカーソルキーで上下させる。
[ALPHA][統計量][0](統計量)


この中で加重平均はxである。

関数電卓_統計_31.jpeg
関数電卓_統計_32.jpeg

戻るには
[on/C]

である。

5.統計の値で計算する


試しに、加重平均を以下の式で求めてみる。
Σx ÷ n

統計の値の入力は以下になる。
「Σx」の入力は[ALPHA][統計量][0](統計量)[3](総和)[0](Σx)。
「n」の入力は[ALPHA][統計量][0](統計量)[2](変数)[0](n)。

よって以下となる
[ALPHA][統計量][0][3][0][÷][ALPHA][統計量][0][2][0]



関数電卓_統計_41.jpeg

これで加重平均を求めることができた。


以上






posted by bronte at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | other
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