2024年04月16日
関数電卓の使い方:幾何平均(相乗平均)
比率や割合で変化するものについての平均は、(合計÷数)といった通常の平均ではなく、幾何平均(相乗平均ともいう)を使用する。
関数電卓で算出してみる。
なお、演習問題はAI(CopilotGPT)で出題してもらった。
ある絵画を購入したところ、購入後の1年間で絵画の価値は10%上がり、次の1年間でさらに価値が15%上がり、その次の1年間でさらに価値が20%上がりました。この3年間において、絵画の価値は年平均でどれくらい上昇したでしょうか?
1年目の上昇率は10%なので、価値は元の価値の1.10倍になります。
2年目の上昇率は15%なので、価値は1.10倍の1.15倍になります。
3年目の上昇率は20%なので、価値は1.10 × 1.15 × 1.20 = 1.518倍になります。
したがって、3年間の相乗平均(年平均の成長率)は次のように計算できます:
計算すると、相乗平均は約1.149です。したがって、絵画の価値は年平均で約14.9%上昇しました
関数電卓では次のボタン操作となる。
(関数電卓はシャープ社のEL-509Tを使用しているが、他社製でもそう変わりはないです)
ルートの計算を後回しにする場合は上昇率のみを先に算出(@)し、算出結果に対しルートを行う(A)ようにする。前回の結果は[ANS]ボタンで使用できることを利用します。
ルートではなく、べき乗で求めてもよい
エクセルでは「GEOMEAN」という関数で求めることができる。
以上
関数電卓で算出してみる。
なお、演習問題はAI(CopilotGPT)で出題してもらった。
演習問題:
ある絵画を購入したところ、購入後の1年間で絵画の価値は10%上がり、次の1年間でさらに価値が15%上がり、その次の1年間でさらに価値が20%上がりました。この3年間において、絵画の価値は年平均でどれくらい上昇したでしょうか?
解答:
1年目の上昇率は10%なので、価値は元の価値の1.10倍になります。
2年目の上昇率は15%なので、価値は1.10倍の1.15倍になります。
3年目の上昇率は20%なので、価値は1.10 × 1.15 × 1.20 = 1.518倍になります。
したがって、3年間の相乗平均(年平均の成長率)は次のように計算できます:
計算すると、相乗平均は約1.149です。したがって、絵画の価値は年平均で約14.9%上昇しました
関数電卓での操作:
関数電卓では次のボタン操作となる。
(関数電卓はシャープ社のEL-509Tを使用しているが、他社製でもそう変わりはないです)
[3][x√]([2ndF][yx])[0][.][1][×][1][.][1][5][×][1][.][2][=]
ルートの計算を後回しにする場合は上昇率のみを先に算出(@)し、算出結果に対しルートを行う(A)ようにする。前回の結果は[ANS]ボタンで使用できることを利用します。
@[0][.][1][×][1][.][1][5][×][1][.][2][=]
A[3][x√]([2ndF][yx])[ANS]([ALPHA][=])[=]
ルートではなく、べき乗で求めてもよい
A'[ANS]([ALPHA][=])[yx][1][÷][3][=]または
A'’[ANS]([ALPHA][=])[yx][1][a/b][3][=]
エクセルで幾何平均(相乗平均)
エクセルでは「GEOMEAN」という関数で求めることができる。
以上
タグ:関数電卓
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