金融電卓や表計算アプリ(エクセルなど)の分野であるが、関数電卓でもできなくはない。
関数電卓の「ソルバー機能」を用いる。
ソルバー機能とは、xの含む式を記述し、式の値が0となるxを結果表示するものである。
例えば、「2X-6」が入力すると、2X-6=0においてX=3であるため、ソルバー機能での結果表示は「3」となる。
表計算アプリでの例を示す。
LibleOFfice Calcを使用した。
IRR関数でデータの範囲指定により、結果表示される。
データは初期投資が100、そして、1年目33、2年目66、3年目11としている。
関数電卓で実施する(シャープのEL-509Tを使用している)。
入力する式は以下のようになる。
変数名はXである。入力は[ALPHA][x]キーである。
累乗(式の^)の入力には「yx」キーである。
-100 + 33 ÷ (1 + X) + 66 ÷ (1 + X)^2 + 11 ÷ (1 + X)^3
÷ではなく分数を用いても構わない。
(4年以降もある場合は、4乗、5乗と増えることになる。そのような場合、金融電卓や表計算アプリのほうが良いだろう。)
式の入力後にソルバー機能を開始する。
[2ndF][SOLVER]
変数Xの値を探す範囲を指定する。0から検索するのであれば、未入力でよい。
そのまま[=](Enter)を押す。
[=][=]
結果として
0.5
が表示される。
以上
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