タンジェント(tan)の逆であり、式は以下である。
θ=tan^1(y/x)
どのよう局面で使うかというと、
ロボットやゲームのプログラムでは、
対象の物体(敵機やアームで掴みたいものなど)に向きを変えたいので、
その角度を知りたいとき、である。
実際に関数電卓を使用してみる。
今の座標は(x,y)=(4,4)であり、
水平方向を向いている。角度0である。
これを、(x,y)=(8,2)の、向きに変える
角度は何度になるか?
アークタンジェントのキーは[2ndF][tan^-1]。
(関数電卓はシャープのEL-509T)
x、y位置は差を出します。
絶対値のキーは[2ndF][ABS]。
[2ndF][tan^-1][(][2ndF][ABS][4][―][2][→][÷][2ndF][ABS][4][―][8][→][)][=]
θ=tan^-1(|4-2|÷|4-8|)
→26が得られる
次に、描画のアプリケーションでオブジェクトを回転させてみる。
描画のアプリケーションでも、物の角度を変える機能がついている。
「LibreOffice Draw」で試してみる。
矢印オブジェクトは最初は水平状態。
それの向きを、太陽のx、y座標に向けて、先ほどの計算結果26度を変えてみます。
矢印のオブジェクトを右クリックで、出てくるメニューで「位置およびサイズ」を選択しダイアログ表示、「回転」タブで角度を入力します。
・初期状態
・角度変更後
以上
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